国際学部

Faculty of International Studies

HOME

学部・短大・大学院/教育

国際学部

取り組み・プロジェクト紹介 詳細

一覧へ戻る

国際学部取り組み・プロジェクト紹介 詳細

更新日:2018年06月13日

留学体験記「自分と見つめあった半年間」

自分と見つめあった半年間

K.M.さん(現3年生)

留学先:ウィニペグ大学(カナダ)

留学期間:2017年9月~2018年3月


 私はカナダのウィニペグ大学に2017年9月から2018年3月まで半年間留学していました。カナダを選んだ理由は、イギリスやアメリカと比べると経済的負担が軽く、ウィニペグは共立女子大学と提携している大学の一つだったので安心感もあり、また、カナダの英語の発音は綺麗だと聞いていたからです。

  最初のタームではGeneral4のクラスで、最後のタームではGeneral5のクラスでした。授業は、9時から12時までの午前のクラスと、13時から15時までの午後のクラスがあり、午後のクラスは月曜と水曜、火曜と木曜で週2回行います。留学生は韓国人と日本人が多かったです。最初はせっかく海外に来たのに、と思っていましたが、みんなレベルが同じくらいだったので、授業でわからない問題を一緒に考えたり課題をやったりしていくうちにクラスメイトとの仲が深まりました。クラスメイトとは放課後に買い物や映画を見に行ったり、週末はホームパーティをよく開いていました。最初の頃は自分の発音が悪く聞き取ってもらえなかったり自信がなかったりしてネイティブ・スピーカーの人と会話するのが怖いと思っていましたが、授業や放課後、家に帰ってからも1日中英語に触れることで最後には英語もどんどんわかるようになりました。

  



冬のおまつりで友達と
Winnipegの文字の前で

 

 ホストファミリーは、最初は生活スタイルが受け入れられなかったり、食べ物が合わなかったりしてストレスを感じることもありました。しかしホストファミリーが私のことを本当の家族のように受け入れてくれました。毎週日曜に一緒に教会に行ったり、週末に買い物に行ったり、私が日本食を作ることもありました。クリスマスはホストファミリーと一緒にバンクーバーを旅行し、2週間過ごしました。ホストファミリーの家族とも仲良くなり、本場のクリスマスの過ごし方を経験できて忘れられない思い出です。



ホストファミリーと

 

 留学した当初は、1ヶ月以上ホームシックにもなり、悩んだり辛い時期もありましたが、現地でできた友達や、ホストファミリーや日本にいる友達、家族に支えられて自分の心も強くなったなと実感しています。私は現地では自分の英語力を伸ばすため、日本人とはあまり付き合わないにしようと努めていたので、韓国人やホストファミリーと長く一緒に過ごしました。そして自分の考えていることや進路の話などもよくしました。日本人以外とこんなに深い人間関係が築けるとは思っていなかったので、この友情は一生の宝物だなと思っています。

 


クラスメイトと


 留学中、たくさん旅行にも行きました。中でも、年末のカウントダウンをニューヨークで過ごし最高の年明けとなりました。ニューヨークは治安が悪く怖い思いもしましたが、自分の長年の夢が叶い、本当に楽しかった旅行の1つです。そして帰国前には1人でバンフにも旅行し、自分でバスやホステルを予約したり、行ったことのない土地で道に迷ったら人に聞いたりしていくうちに、外国人にもフレンドリーに話しかけるようになり、完全に外国人への抵抗がなくなりました。

 半年間の留学生活の間で、半年前より確実に英語は身についた実感があり、また、英語以外にも自分の将来のことを考えたり、日本との文化の違いを考えたり、日本にいるだけではこんなに充実した半年間は過ごせなかったなと思います。将来は英語を使った職に就きたいと考えていて、海外で働くのが今の私の夢です。そのために今後も英語の勉強や、異文化間の違いなどを勉強し、海外への理解を深めたいと思っています。


国際学部のホームページはこちらから