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更新日:2018年06月11日

留学体験記「中国で1年間経験したこと」

中国で1年間経験したこと

M.K.さん(現4年生)

留学先:中国人民大学(中国)

留学期間:2017年4月~2018年3月


1)留学までの準備

 留学先は交換留学なので決まっていました。

 留学前に大学の周囲のお店や電車の乗り方は調べておいた方がよいです。私は生活用品を現地で揃えようと思い、ほとんど持っていきませんでしたが、留学先の中国人民大学周辺のお店を調べておらず、着いてから数日間、生活に苦労しました。念のため、数日分の日用品などは持って行った方がよいと思います。

 一番苦労したのは、ビザの更新と携帯電話の契約です。よく調べてから行った方がよいです。

2)留学先の語学授業

 授業は月曜から金曜まで朝8時から11時半まで90分の授業が2つあり、30分の休憩があります。

 精読、閲読、写作、リスニング、口語の5つの授業があり、レベルはテストで分けられます。授業は教科書の文章をもとに全て中国語で進められます。たまに、難しい単語などは英語で説明されます。先生によって、毎回プレゼンを求められます。このプレゼンでは、日本の文化や日本での生活を他の留学生に伝えるチャンスであり、他の国の文化を知る良い機会でした。

 ディベートの機会もあり、私が一番印象に残った議題は「余命宣告を患者にすべきか、しないべきか」です。年齢の近い他国の学生たちとこのようなシリアスな議題について話し合える機会はなかなかなく、他国の人の考え方を聞けて視野が広がったと思います。また、課外学習では、中国の特殊なレストランを調査するという課題が出され、クラスメイトとネットの口コミなどを検索し、実際にお店に行き店員とお客さんにインタビューをしました。クラスメイトと交流を深める良い機会でした。中間テストや期末テスト終わりにも、クラスメイト全員で夕飯を食べに行ったりもしました。


食堂のご飯



3)授業以外

 授業終わりや休日は、北京の観光名所や現地の人しか知らない穴場スポットに行きました。物価が安いので、美容院やネイルサロンなど気軽に行けて充実した生活を送れました。また、寮に住んでいたので、お隣さんやクラスメイトと夕飯を一緒に作ったりもしました。

 長期休みには中国国内を旅行しました。特に印象に残っているのは雲南省を1週間旅行したことです。農村部と言われる内陸の雲南省へ行き、少数民族の暮らし、貧困層の暮らしを自分の目で見て、中国の貧富の格差を実感しました。現地の方々との関わりでは難しさを感じることもありましたが、全体として良い経験を得られました。




雲南省の伝統料理 
少林寺

           


河南省の少林寺

 

4)留学の成果を今後どのように活かしていくか

 自分が1年間中国で生活していて、日本というブランドの人気や需要の高さを知り、現在行なっている就職活動では、中国と関わりのある企業を志望し、入社後は中国と日本を繋ぐ貿易系、または日本の商品を中国で浸透させる仕事に就きたいと考えています。そこで、この留学で得た語学力と知識を活かしたいと思っています。

                   



内モンゴルの砂漠
内モンゴルのゲル

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