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更新日:2017年11月14日

留学体験記「ウィニペグで得たものを将来へ」

ウィニペグで得たものを将来へ


M.O.さん(現3年生)

留学先:ウィニペグ大学(カナダ)

留学期間:2017年4月~2017年9月


 私はカナダのウィニペグに半年間留学しました。留学する前、私は本当に英語が大嫌いで、ネイティヴの先生と少し話すだけでも焦ってしまうくらい英語に対して苦手意識がありました。留学すれば少しは変われるかもしれないと思い、留学を決意しました。また、姉が留学していたということもあり、姉のようにいろんな国の友達を作りたい、将来英語を活かせるような仕事に就きたいという思いもありました。


 まず、最初のタームでは、Foundationという基礎のクラスで英語を勉強しました。午前中は会話を中心とした授業で午後はリーディング、ライティングの授業でした。基礎のクラスだと思って甘くみていましたが、とてもレベルの高いクラスで、最初の頃はついて行くのが大変でした。周りの子に比べ、英語が全然話せなくて辛い思いをしましたが、クラスメイトや先生がいつも助けてくれて頑張ることができました。


  次のタームではGeneralという会話中心のクラスを選びました。私は人前で話すことがとても苦手で、すごく消極的な性格でした。こんな自分が嫌で少しでも変わりたいと思い、このクラスを選びました。会話中心のクラスであるため、毎回さまざまなテーマについてグループで話し合いをしました。また、実際に現地のカナダ人にインタビューをするという、大きな課題もありました。この課題は精神的に私を強くしてくれました。何回も何回もインタビューを断られてしまいましたが、中には真剣に私の話を聞いてくれる人もいてとても嬉しかったです。この課題を終わらせた時はとても達成感がありました。


 留学中は楽しいことばかりではなく、辛いこともたくさんありました。しかし、そんな時に支えてくれる友達がいました。仲良くなった違う国の友達とは放課後、映画を観に行ったり、休みの日にはお互いの国の料理を作り合ったり、湖を見に行ったりなど、たくさん思い出を作ることができました。また、ランゲージパートナーというウィニペグ大学の大学生と交流できる制度があり、実際にカナダ人の友達を作ることもできました。私のランゲージパートナーは、毎週必ずいろんなところへ連れて行ってくれました。カナダの文化を体験できて、とてもよかったです。 




友人たちとBBQ
合同授業風景
Birds Hill Provincial Parkにて

 

 ウィニペグでの慣れない生活を支えてくれたのは、やはりホストファミリーです。私のホストファミリーはメキシコ出身の夫婦でした。2人ともとても明るい性格で、いつも私のことを心配してくれて、毎日を楽しく過ごせました。わざわざ、日本料理を作ってくれたり、一緒にご飯を食べに行ったり、体調が悪かったらすぐ病院に連れて行ってくれるなど、本当の家族のように接してくれました。このホームステイ先には、私以外にも留学生が常に2人以上いました。初めてこの家に来た時、中国人の高校生が家のルールを教えてくれました。彼女とは4歳年が離れているのにとても仲良くなれました。週末は2人で出掛けたり、一緒に夕飯を作ったりなど家ではほとんど一緒に過ごしていました。また、夕飯の後は必ず2人で散歩をしました。そこで、学校であった出来事や悩みなどお互いに話し合いました。この留学で出会った人たちとは今でも連絡を取り合っています。お別れする時はとても悲しかったけど、またお互いの国で会うことを約束しました。またいつか、みんなに会えることを願っています。


 半年間の留学は振り返ってみると本当にあっという間で、一瞬で時が過ぎてしまったようです。しかし途中では、辞めたい、日本に帰りたいと何度も思うことがありました。にもかかわらず、ここまで頑張れたのは現地の友達、日本の友達、家族のおかげです。特に、両親にはとても感謝しています。留学することはとても簡単なことではありません。留学したくても出来ない人がいます。そんな中、留学できた私はとても幸せものだなと思います。半年間も留学させてくれた両親には恩返しできるよう、将来は英語を活かした仕事に就きたいと思います。



ウィニペグ大学前にて
Language Partnerと舞台鑑賞

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