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更新日:2017年02月22日

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【家政学部】 建築・デザイン学科の髙橋大輔先生の新著が刊行されました。

書名:小さなまちづくりのための空き家活用術

著者名:髙橋大輔

出版社:建築資料研究社

ISBN:978-4-86358-455-6


 本書はタイトルの通り「小さなまち」における空き家活用の事例をとりあげた内容になっています。

 空き家が増加する一方であり自治体がその対応に苦慮しているというニュースが世間を騒がせておりますが、この背景には高度成長期の過度な住宅供給、消費財としての住宅、新築崇拝があると私は考えます。本来、建築でも車でもファッションでもしっかり作られたスタンダードなものであれば、少しずつ手を入れることで長く使い続けられるはずです。そのような需要のない新築住宅を無尽蔵に自然を壊してまで供給したことが、今になって跳ね返ってきているのではないでしょうか。

 空き家問題を一気に解決するのは非常に難しいことですが、小さな点から面へと少しずつ解決していくことは可能ではないかと考えます。

 本書では大田区・鹿児島県の頴娃町・富山県の城端といった地域を対象に、地域住民のために空き家を利活用している事例を取り上げ、決して華やかで賑やかなまちづくりではありませんが、そこに住む人々の生活・風習・文化を尊重しつつ、小さなまちが幸せになっていく経緯が描かれております。また、私たちのゼミが大田区で空き家・空き商店街再生計画を展開しているプロジェクトをはじめ、鹿児島の第一工業大学、芝浦工業大学、駒沢女子大学といった大学の研究室が地域に入り込んで、住民や企業、自治体などと信頼関係を築きながら行っているというのも本書の特徴といえるでしょう。

 出来るだけたくさんの人に読んでもらえるよう、学術書のような表現はあえて避け、読み物のように仕上げております。

 書店で見かけましたら、是非お手に取ってみてください。


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