更新日:2017年12月25日
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【家政学部 建築・デザイン学科】有志学生が提案したワークショップ『灯りのともる、小さなお家』実施報告
12/10(日)に千代田区の区営住宅「こもれび千桜」の地域交流スペースにおいて、家政学部建築・デザイン学科の有志学生が提案したワークショップ、『灯りのともる、小さなお家』を実施させていただきました。
このワークショップは日本建築学会主催『第7回 子どものまち・いえワークショップ提案コンペ』において、優秀賞をいただいたものです。
家がもつ、人が"住まう"以外の役割、スケールを変えて見てみると、住宅がまちの中では"照明"としての役目を果たしていることを子どもたちに体感してもらう、という意図で提案いたしました。
ワークショップの内容としましては、ビニール傘を屋根にして、壁面は透明素材であるペットボトルやセロハン紙、不透明素材であるダンボールや牛乳パックを使って、子どもたちに秘密基地をつくってもらいました。最後にその秘密基地の中にランプを置いて灯りを点け、住まいが照明へと変化する様子を見てもらう、というものです。
当日は0歳から小学校6年生までの子どもに参加してもらい、保護者の皆さまや地域の皆さまも見学にいらしていただきました。
子どもたちは構造やデコレーションにそれぞれこだわりを持って、創意工夫を凝らしてくれました。おかげでチームごとに特徴のある秘密基地、そして、灯りを入れてからは素敵な照明インテリアができあがりました。
また、本来であれば、この企画は前述したコンペで最優秀賞を受賞しなければ実現することができないものでした。しかし、縁あってNPO法人 いちごの会主催で実施させていただくことができました。 打ち合わせを重ね、ワークショップを実現する機会をくださったNPO法人いちごの会の保科さん、岡野さん、準備から当日の運営までサポートしてくださったD&A Networks代表の中田さん、そして、参加してくださった皆さんに改めてお礼を申し上げます。 本当にありがとうございました。
これからもさまざまなかたちで地域に貢献できるよう、また、来年度こそ「子どものまち・いえワークショップ提案コンペ」で最優秀賞をいただけるよう、精進してまいります。
共立女子大学チーム
代表 共立女子大学家政学部建築・デザイン学科2年 櫻井 明日香