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家政学部 児童学科ニュース詳細

更新日:2022年09月21日

授業紹介

【家政学部児童学科】3・4年ゼミ・合同研究発表会を行いました

 9月14日に、川上ゼミでは3・4年生の合同研究発表会を行いました。コロナ禍でこの数年はオンライン開催でしたが、久しぶりに対面で行うことができました。プログラム構成や進行もすべて学生たちが行い、発表後の質疑や感想などへの応答も活発に行われました。

 「課題ゼミナール」(3年)と「卒業研究」(4年)は児童学科の卒業要件科目です。川上ゼミでは6月に3年の課題ゼミ生を迎え、それぞれが興味関心を抱いている事柄について先行研究を調べ始めました。また4年の卒研ゼミ生は先行研究の精査を終え、本研究に取り組んでいます。合同ゼミ研究発表会では、3年生は先行研究精査の中間報告(5分)を行い、4年生は本研究の成果と今後の見通し(7分)を発表しました。

 川上ゼミ生の研究課題の特徴は、自らの生活経験や大学での学びに基づく問題意識がすでに在ることです。今年度のゼミ生の関心キイワードは〈単身赴任家庭〉〈共働き家庭〉〈ひとり親家庭〉〈母子関係〉〈病児を抱える家庭〉〈ジェンダー観〉〈性の多様性〉〈性教育〉などで、すべて「子ども」に視座を置いた研究です。それぞれのアプローチは異なりますが、お互いの研究内容を知ることで児童学、家政学としてのまなざしを得ていきます。

 発表会後の懇親会では緊張も解け、学年を超えたつながりを深める時間となりました。他学生から得た新たな研究のヒント、研究への姿勢、発表態度、進路や就活などについて話をしながら、自らの研究の可能性を確信できたようです。