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家政学部 児童学科ニュース詳細

更新日:2022年08月03日

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【家政学部 児童学科】はるにれスタッフブログ(2022年5月)を更新しました。

はるにれに来てくださるお子さんたちと、一緒に来室してくださる保護者の方々とも話をさせてもらいながら、「はるにれ」ではどんなことが必要なのか私自身が自問自答する日々が続きました。『環境』というと、その場自体や物をイメ―ジしますが子どもにとって(人にとって)の『環境』はそうではありません。

音環境、光環境、物環境、人環境、全てが『環境』です。私達、大人も『環境』の一部に含まれます。はるにれを利用してくださる方々は「環境がいい」「雰囲気が落ち着いている」と、とても嬉しいことを言ってくださいます。私達大人は、言葉という手段を使い、そのやりとりの中で相手の表情や声色などで相手の気持ちを察知して、汲み取り、寄り添うことが出来ますが、子どもたちはどうでしょうか?大人と同じようにすることは難しいですよね。

では、言葉ではなく子どもたちが私達に気持ちを伝えてくれる手段は何か。私は表情だと思っています。はるにれには、1か月のお子さんから来てくれています。大好きなお母さんと一緒にいても、場所が変わるという違いは感じています。匂い、光、音、そして関わる人の違い。その中で、はるにれという場所が子どもたちが、表情豊かに遊べる心地いい場所であること、好きなおもちゃがあること、好きな遊びを見つけられるところであることが安心できる一つになると思うので、『環境』作りを大切にしていきたいと考えています。

少しずつ室内の変化があると思いますが「あー、楽しかった!」と感じて帰ってもらえることを目標に心地よい場所にしたいと思います。

 

主任保育士 清家