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家政学部 児童学科ニュース詳細

更新日:2021年01月13日

授業紹介

【家政学部 児童学科】授業紹介 「造形基礎」

 「造形基礎」は児童学科の1年生が必修で取り組む造形に関する授業です。図画工作や造形遊びというものが、幼少期の保育・教育において重視されるのは、それが単なる技術や知識の獲得のみを目的としたものではなく、「身体を通して世界と関わる能力」の基盤をつくる大切な営みであるからです。

 ものを知覚(視る、聴く、嗅ぐ、触る、味わう、傾きや勢いを感じる)し、その様々な経験が複合的に絡み合って表現が生まれるとき、そこには人間の営みの根底を支える創造性が働いています。

 この授業では保育者や教師として、豊かな活動を支えるためにはどうしたら良いかという視点を意識しながらも、まず履修者自身が様々な素材や技法に触れて創造行為に浸り、今一度その喜びや深さを確かめることに重点を置いています。

 「紙」という素材をテーマとして、1年を通じて5つの課題に取り組んでいきます。(ケント紙による幾何形態制作、紙粘土による野菜模刻、和紙による張り子制作、紙版画制作(モノタイプ、コラグラフ)、ダンボール造形(微笑みを誘う雑貨))

 

 

           

 

 

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