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更新日:2019年04月05日

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【家政学部 児童学科】2018年度 第7回児童学科海外研修旅行

 2019年3月17日(日)から3月24日(日)までの8日間、児童学科の学生17名は引率の西坂小百合准教授と石橋優美助教と共にイタリアのレッジョ・エミリア市にある幼児教育施設や子ども関係の施設を視察し、子どもたちとの交流を通して海外の幼児教育について学びを深めました。

 

 <訪問施設>

1、マラグッツィ国際センター

 

 まずマラグッツィ国際センターを訪問しました。同センターは、レッジョ・エミリア市における教育の文化的・国際的シンボルであり、その幼児教育の学びの入り口として世界中の教育者や教育学者が視察に訪れています。そこを担っているペダゴジスタの方から、レッジョ・チルドレンの教育の歴史、教育システムの概要、レッジョアプローチにおける子どもの「イメージ」、幼児教育の場としての「アトリエ」という言葉の意味などの講義を受けた後、アトリエを見学し、多くの造形の仕組みやその素材に触れながら実感するとともに、レッジョのアプローチではそのプロセスが大切であることなどを学びました。

 

 

 

 

2、幼児教育施設の視察・子どもとの交流

 

 翌日からの2日間、レッジョ・エミリア市内にある市営ローザ・ガレオッティ幼稚園、カトリック系のエリザ・ラーリ幼稚園、レッジョ・エミリア市近くのグァスターラという町にあるイリデ乳児保育園の3園を視察しました。

 ローザ・ガレオッティ幼稚園では、レッジョ・エミリア教育の歴史や保育方針についてお話を伺った後、園内を見学しました。園舎の中にはいくつかの大きなアトリエがあり、アトリエリスタが子どもの造形活動を進めていました。創立10周年の誕生日と自然をテーマとした絵画やハーブティづくりの活動などを参観しました。

 エリザ・ラーリ幼稚園は、カトリック系の幼稚園で、子どもとの交流活動を行いました。イタリアにはない「こどもの日」について、鯉のぼりや兜を飾ること、鯉のぼりの意味などをスライドで紹介し、その後子どもたちの成長を願って全員で大きな鯉のぼりの作成を行いました。学生は、子どもたちがウロコ1枚1枚をその子なりに工夫して作る様子を見ながら、必要なところは手伝うなど、言葉は十分に通じないものの有意義な交流の時間となりました。

 イリデ乳児保育園は、レッジョ・エミリア市の近くのグァスターラという町にあり、園舎が近くを流れるポー川をイメージしてスライスした木とガラス張りで作られた、特徴的な建築の保育園です。0から2歳の子どもが在籍し、6つの保育室と2つのアトリエ(光のアトリエ、色のアトリエ)があります。すべての保育室がガラス張りであることの「透明性」が子どもにとってどのような意味を持つのかなど、ペダゴジスタの方から説明を受け、保育室や子どもの様子を観察し、園の環境構成について考えました。

 

 

 

 

 

 

3、レッジョ・レミダ

 

 レミダは、企業の廃材活用を目的として、企業(IREN)とレッジョ・エミリア市、そしてレッジョ・チルドレン財団のコラボレーションにより設立され、地域の企業からでる廃材を文化的リソースとして教育に活用する施設です。廃材と言っても中古品などではなく、生産の過程で使うことのできなかったものなどが集められていて、レッジョ・レミダには地域の教育関係者や学生、そしてアーティストが廃材を利用しにくることはもちろん、廃材の使い方に関する研修も行われています。私たちは、様々な廃材を見たり触ったりしながら、新たな素材感を発見することになりました。

 

   

 

 

4、子どもアート図書館ディダルデ

 

 子どもアート図書館は、レッジョ・エミリア市が教育プロジェクトの一環として設立した図書館で、アート関連の書籍が国内外を問わず保管されています。この図書館の主な活動は、子ども向けのワークショップで、ミュージアムと協働しながら、アート絵本や絵画そのものを用いてアーティストについて理解を促す教育と共にそれを基にした造形プロジェクトも行っています。 施設や所蔵本についての解説の後、ドロッピングを体験したり、ワークショップにおいてゴムとスタンプを用いたアート表現を体験しました。

 

 

 

 

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