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家政学部 被服学科ニュース詳細

更新日:2019年03月13日

作品紹介

【家政学部 被服学科】大学間・産学連携プロジェクトで農業活性化に向けた新たな農作業ウェアを開発しました。

 大学間・産学連携プロジェクトとして、新しい時代の農業をイメージし、高品質なデニムを使用したファッショナブルな農作業ウェアを開発しました。このプロジェクトは、共立女子大学 家政学部 被服学科、東京農業大学、日本最古の国産デニムブランド「CANTON」を受け継ぐ豊島株式会社およびとのコラボレーションとして実施し、2019年3月12日(火)に豊島株式会社東京本社(千代田区)にて農作業ウェアの発表と説明会を行いました。

 共立女子大学 家政学部 被服学科では、デニムの魅力に注目し、2015年度から「デニムウィーク」「デニムパパラッチ」「デニムファッションショー」など、学内のイベントや教育・研究の場で新しいデニムの活用に向けたアプローチに取り組んでいます。

 豊島株式会社は、国内における綿花の取り扱い60%のシェアを誇る企業で、2008年に日本最古の国産デニムブランド「CANTON」を受け継いで「CANTON OVERALLS」として新たに展開しています。今回、ブランド刷新10周年を機に大学生と協力した産学プロジェクトを発足させました。

 まず、東京農業大学の「山村再生プロジェクト」学生委員会と豊島株式会社との協力により、従来の農業イメージの転換や従事者のモチベーション向上等を目指して農業従事者を対象とした調査を実施し、農業の活性化へ向けた農作業ウェアの開発を開始しました。共立女子大学 家政学部 被服学科の学生の協力で機能性とファッション性を兼ね備えたデニムウェアのデザイン・開発が可能となり、三者のデニムへの想いが結実した形で、新たな農作業用デニムウェアが誕生しました。

 説明会では、各大学の学生が自らモデルとなり、またプロジェクトの取り組みについてもプレゼンテーションや質疑応答で詳細を案内し、好評を得ました。今後も組織の枠組みを越えたコラボレーションにより、新しいデニムの魅力を発信したいと考えています。