Faculty of Nursing
更新日:2024年11月09日
授業紹介
【看護学部】老年看護学では高性能患者シミュレーターを用いた技術演習を行っています。
老年看護学では、病院で実際に担当する高齢者の身体をリアルに再現することができる高性能患者シミュレーターを用いた技術演習を行っています。高齢者を想定したシミュレーターを用い、呼吸音や脈拍、心音などの測定を経験することで、これまでの知識や技術をより深めて病院実習に臨んでいます。
老年看護学では、病院で入院生活を送る高齢者とその家族の健康・生活上の課題を理解し、治療期にある高齢者の看護に必要とされる知識・技術・態度を学びます。高齢者の身体状況を理解するためには、体温・血圧・脈拍などの測定や症状の観察、その情報を基に状態を判断する能力が求められます。そこで、老年看護学では、病院で担当する実際の高齢者の身体の状態をリアルに再現することができる高性能患者シミュレーターを用い演習を行います。高齢者の特徴的な症状となる、呼吸音や脈拍、心音をシミュレーターで再現し、状態を判断し必要な看護を話し合います。
このように、高齢者を想定した演習を行うことにより、必要な知識や技術をより深めることができます。また、実際に病院実習で担当する高齢者の状態を判断し、健康・生活上の課題を考え、病院での実習に臨んでいます。
(老年看護学領域)