Faculty of Nursing
更新日:2022年10月21日
授業紹介
【看護学部】ゲストスピーカーをお迎えして「生後から入院を要した子どもの親の 体験談」をうかがいました(小児看護学援助論)
お子さんが新生児集中治療室(NICU)に入院していたときに父親としてどのような体験をされたのかについて、具体的にお話いただきました。
子どもと家族への看護について考える時間となりました。
2年次科目の小児看護学援助論では、発達段階とケアの場の特徴をふまえ、疾患や症状のある子どもと家族への看護について具体的に学んでいきます。今回、新生児集中治療室(NICU)で治療を受けていた経験のあるお子さんをお持ちのお父さんにお越しいただきました。実は、本学の職員の方で、自身の体験談が看護学生の役に立つのであればと、授業にご協力くださいました。
画像や映像をたくさん使って語ってくださった当時の様子は、私たちもその場でお子さんを見ているような感覚になりました。当時嬉しかったこととして語られた、息子さんを「一個人として尊重し、丁寧に扱ってくれた」ことや、「一緒にいないときの状況をよく教えてくれた」ことから、子どもと家族に十分に寄り添った看護がなされていたことがうかがえました。学生も食い入るように真剣に聞いていました。
ゲストスピーカーのお話しは、患者と家族の声を聞き、それに応えながら看護を行っていくことの大切さを改めて考える機会になりました。
【当時の様子を語ってくださいました】
【当日は両親(おふたりとも本学職員です)と妹さんの3人でお越しくださいました】
(お話の息子さんはこの日は保育園でした)
(小児看護学領域)