Faculty of Nursing
更新日:2022年06月20日
授業紹介
【看護学部3年生】シミュレータを使った演習を行いました
5月20日(金)成人看護学援助演習Ⅱでナーシングアンシミュレータを使った演習を行いました
令和3年度大学改革推進等補助金「ウィズコロナ時代の新たな医療に対応できる医療人材養成事業」にて購入したナーシングアンシミュレータを用いて、成人看護学援助演習Ⅱの授業で呼吸機能障害がある患者さんのフィジカルイグザミネーションを行いました。ナーシングアンシミュレータは、成人用モデルと高齢者モデルの女性型シミュレータがあり、基本アセスメントから高度な実践まで様々な看護技術のトレーニングが可能とのことです。
今回の演習では、ナーシングアンシミュレータを用いて肺気腫となり呼気時に、笛声(てきせい)音※のある事例の呼吸音の聴診と視診、バイタルサイン測定を行いました。3年生は、脈拍測定時のシミュレータのリアルな皮膚の感触や動脈の拍動、目を開いたり閉じたり「ゴホン、ゴホン」と咳をするシミュレータに驚きながらも、目線を合わせて声を掛けるなど臨場感のある体験を通して、「実習に行ったときに自信をもって看護を行えるよう有効活用したい。」と決意を新たにしていました。
※笛声音:気道が狭くなっていることを示す高い「ピーピー」「ヒューヒュー」という音
(成人看護学領域)