看護学部

Faculty of Nursing

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看護学部ニュース詳細

更新日:2021年07月20日

授業紹介

【看護学部】2年生が静脈血採血の技術を演習で学びました

   看護学部2年生の医療支援技術論Ⅱにおける技術演習が始まりました。この科目は診療の補助技術で、第1回目は静脈血採血です。臨床で使用している採血針や採血管を用いてモデル人形に穿刺し模擬血液を採取します。これからますます専門的な看護技術を学習いたします。


看護学部2年生は、5月18日と25日に2クラスに分かれて、静脈血採血の演習を実施しました。授業は、安全に採血を実施するために、スモールステップで3段階に構成しています。1段階目は、部分的な手技の確認です。採血針などの医療物品を初めて扱うので、手技を確認しながらモデルの模擬血管に穿刺することが目標です。事前学習を思い出しながら技術の動画を視聴して、模擬血管に穿刺し、採血管の取り扱いを実施しました。2段階目は看護師患者体験を行いながら安全に採血を行うまでの一連の流れの確認です。学生がお互いの腕で採血に適した血管を選択したら、準備から採血までの流れを通して看護師役と患者役を体験します。3段階目は一連の流れの中でモデル人形を用いて模擬血液を採取する技術確認です。緊張しながらも、看護師役からは安全に採血を行う難しさ、患者役からは採血される不安や身体侵襲が大きさなど、実施したからこそ体験できた学びがたくさんありました。

教員が作成した動画を視聴しながら、採血の手順を確認します。
モデルの模擬血管に針を刺す手技を確認し、採血管を取り扱います。
学生同士で採血に適した血管の選択をします。
患者誤認を防ぐために「声出し、指差し」でダブルチェックをします。

   

    • 患者役と看護師役を体験します。

       

    • モデル人形の血管に安全に採血針を穿刺して、採血管に模擬血液を採取します。