Faculty of Nursing
更新日:2021年02月18日
その他
【大学院看護学研究科】2020年度修士論文審査会・発表会を開催しました
2020年度修士論文審査会・発表会を対面とオンラインのハイフレックス型(*注)で開催しました。
*注)ハイフレックスとは「Hybrid-Flexible」の略で、同じ内容を対面とオンラインで同時に行うスタイルのことです。
2021年2月12日(金)、看護学研究科では「2020年度修士論文審査会・発表会」を開催しました。今回は、緊急事態宣言下ということもあり、会場とオンラインのハイフレックス型での実施となりました。当日は、会場、オンライン合わせて36名の参加がありました。
10月に研究の進捗を報告した1名の修士課程2年生は、研究を終え1月末に修士論文を提出しての審査・発表でした。終了後にお話をうかがいました。
Q1お疲れさまでした。審査・発表を終えた率直な感想をお聞かせください。
15分はとても短く、相手にわかりやすく要点をプレゼンテーションすることの難しさを改めて感じました。あっという間でしたが、また一つ難関をクリアしたことを実感してホッとしました。
Q2審査では主査・副査から、様々な質問やコメントがありましたね。
鋭い質問や指摘でしたが、それらは論文を良いものにするための温かいものだと感じました。まだまだ視野が狭いこと、論述の未熟さに気づかされ、更なる努力が必要だと思いました。
Q3審査会・発表会にむけた準備は大変でしたか。
発表内容の要点がなかなかまとまらず、指導教員の先生には、休日や昼夜を問わず指導していただきました。お忙しい中、早朝にオンラインで発表練習に付き合ってくださったことは、感謝してもしきれません。また夫や娘にも沢山協力してもらいました。
Q4最後に、修士論文完成までのプロセスで一番大変だったことを教えてください。
研究フィールドの確保に苦戦しました。やっと見つかったと思ったとき、新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言が発令され、思うように進められませんでした。緊急事態宣言解除後、感染者数の推移を見ながらインタビュー実施の調整をしました。
研究協力施設の病院は、新型コロナウイルス感染症対応で大変な中、感染予防に配慮したインタビューの場所を提供してくださいました。研究協力者である患者さんにもお時間を割いていただきました。たくさんの方が協力してくださる、その様子を目にしたら、自分が大変だという思いはなくなりました。
お話しいただきありがとうございました。コロナ禍での研究活動についても貴重な体験を共有していただきました。様々に困難な状況でありながらも研究を遂行し、論文完成までこぎつけた院生に敬意を表します。今後の活躍に期待します。(大学院教務担当)