看護学部

Faculty of Nursing

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看護学部ニュース詳細

更新日:2021年02月08日

授業紹介

【看護学部】3年生が成人看護学実習Ⅱで病棟実習を行いました

 成人看護学実習Ⅱでは、例年3週間の病棟実習を実施しています。今年はコロナウィルス感染症の影響により病棟実習そのものが危ぶまれましたが、病院と感染対策について協議し、病棟での実習を行うことができました。学生は慢性疾患看護に関する知識・技術だけでなく、患者さんを受け持つにあたっての姿勢や考え方など、多くの学びを得ることができました。

 

臨地実習最終日に師長さんと指導者さんを囲んでの1枚

(写真撮影のため一瞬だけマスクをはずしました)

 

 

  成人看護学実習Ⅱでは、がんや慢性疾患をもつ患者さんへのセルフケア支援を学びます。2020年は病棟実習とオンライン実習を組み合わせた実習を行いました。

 病棟実習の前日に登校し、看護技術のチェックや受け持ち患者さんの疾患に関する事前学習など、緊張しながらも病棟実習での効果的な支援に向けて準備を整えました。

 病棟実習は、初回はもちろんですが何度経験しても緊張します。とくに初日は、緊張感のある雰囲気が漂います。今回お世話になった東京都済生会中央病院では、少し緊張気味に病棟に入った学生たちをほっこりさせる、病棟のみなさまからの粋な計らいがありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

              学生控室に掛けられていた心温まるメッセージ

 初日にこのような心温まるメッセージをいただき、学生たちにとってはこれからの実習を頑張るための糧となりました。病棟では様々な病気をもつ患者さんと出会い、患者さん個々に適したケアが求められます。学生たちは治療や実践されている看護についての情報をもとに、よりよい支援を模索し、受け持ち患者さんに提供しました。

 受け持ち患者さんからの「上手にできているわね」「ありがとう」という言葉は、実習中の学生にとっても大きな励みとなりました。そして「いのちを守る」という緊張感の中でも和やかな雰囲気づくりを心掛けていらっしゃる看護師長さんや実習指導者さん、看護師さんの優しさに憧れを抱きつつ、実り多い実習となりました。

 学生のみなさん、3年生後期の実習お疲れさまでした。また、このような状況にもかかわらず実習を受け入れていただきました東京都済生会中央病院の皆様、受け持たせていただいた患者様に心より御礼申し上げます。