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更新日:2017年06月14日

老年看護学

【看護学部】摂食・嚥下障害看護認定看護師による講義が行われました(高齢者看護学)

 平成29年6月6日(火)、看護学部2年前期に開講されている「高齢者看護学援助論」において、摂食・嚥下障害看護認定看護師 白坂誉子氏(合同会社トライ・アス 代表)をお招きし、高齢者の食事や水分摂取のアセスメントと援助方法に関する講義をしていただきました。

 講義では、摂食嚥下のプロセス、摂食嚥下障害のアセスメントと援助方法、嚥下体操についてご説明いただきました。演習では、喉頭挙上の確認方法、固形物・水分嚥下時の音の違い、とろみ調整食品を使用した場合の味覚・嚥下の違いを体験しました。とろみのついた水分を飲んだときは、「おいしくない・・・」「どうすれば美味しくなるかな」「味がついているほうが飲みやすいのでは」など、学生同士で意見交換をしていました。

 講義後には、「嚥下障害はただ飲み込みだけが問題ではなく、姿勢や表情といった全身状態が関わっていることを学んだ。」「嚥下体操や口腔ケアをおろそかにすることで、看護師が患者さんの可能性を奪ってしまうことがあると気付いた。正しい知識と技術を修得していくことが大切だと思った。」といった感想があがり、「食を支援する」ことの大切さを再認識することができました。


 

 

とろみ調整食品を使用して、飲み比べ。嚥下音の違いを聴取!


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