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更新日:2019年04月01日

小児看護学

【領域紹介】小児看護学

小児看護学


領域紹介


 子どもは、健康状態や置かれた状況にかかわらず、その子なりの「ちから」を持っています。これらには、生きるための生理的能力や発育のための育つ力をはじめ、成長発達や活動する力、生活する力があります。小児看護学では、子どもを「健康」「発達」「生活」の枠組みを用いて理解し、子どもが状況にあわせて自身のもつ「ちから」を最大限に発揮するには、なにが必要なのかを考えます。子どもにとって必要な環境(人的・物的・制度等)を考え、援助を構築できる看護師になれるように学んでいきましょう。






独自の取り組み


1.アクティブラーニングを取り入れた小児看護学援助演習
小児看護学援助演習では、学生は事前学習として取り組んだ課題ノートを参考に、小児看護技術の実施をとおして自分達で課題に対する答えを創っていきます。実施した内容はグループワークで共有し、話し合いの中で新たな疑問や応用的課題を見いだしていくアクティブラーニングをします。そして、学生自身で課題に取り組めるよう工夫し、効果的方法・解決策を見いだしていきます。



小児看護学は身体測定一つ取っても、小児ならではの方法や、特異な状況が幅広くあります。様々な状況に合わせて援助の方法を創出する力が求められます。自分たちで考え、状況に見合った援助を導きだす学習は、学生にとって決して容易ではありませんが、学生たちは「難しいけど楽しい」という知的好奇心を持ちながら学習しています。




2.実習病院とともに「小児BLS勉強会」を開催(年4回)

小児看護学実習と看護学総合実習(小児看護学領域)の実習施設の一つである東京臨海病院と共催しています。実習指導を担当する小児救急看護認定看護師が運営の中心となり、小児看護学領域の教員もファシリテーターとして参加します。この勉強会は、急変しやすい小児の特徴や、急変時の対応に関する講義の後に、実際に蘇生モデル、AEDデモ機やバックバルブマスクを使って練習を行い、チェックシートに沿ったスキルチェックを受けて終了します。病院のスタッフとともに本学学生も受講しています。