Faculty of business

ニュース一覧へ戻る

ビジネス学部ニュース詳細

更新日:2025年12月02日

授業紹介

【ビジネス学部生レポート】 ビジネス学部2年生の本選が行われました!

 ビジネス学部2年生の授業「リーダーシップ開発基礎演習」の中で、PBLの本選が行われました。

 PBL(Project based learning)とは、課題解決型学習のことで企業から提示された課題に対する提案をチームで考え発表します。

 

 2025年度はBtoBマーケティング支援を手がける株式会社ITコミュニケーションズ社をクライアント企業に迎え、『ITコミュニケーションズ社に対して、皆さんの身近なところで「シナプス」がもっと有効活用されるソリューションになるための提案をしてください。』という課題に取り組みました。

 

 2年生にとっては、1年生のときから学んできたリーダーシップ開発の集大成となる授業です。

 昨年度の後期に初めて経験したPBL活動を活かしつつ、限られた時間の中でよりよい提案をするにはどうしたらいいのか悩みながらもチームで協力し1つの提案を作り上げていくことで、自分たちが発揮すべきリーダーシップの実践ができました。

 この記事では、本選を終えた受講生の感想と栄えある「三冠」を達成したチームへのインタビューをご紹介します。

 

【受賞したチームの声】

 PBLでは、クライアントが本選のプレゼンテーションに基づいて選定する「クライアント賞」、教員が選定する「教員賞」、学生が投票で選出を行う「学生賞」の3つの賞があり、今年度のPBLで全ての賞を受賞する三冠を受賞したチーム「ダフネ」に受賞した時の思いを聞きました。

 

 ー三冠を獲れた時の思いを聞かせてください

 とても嬉しかったです。このチームは「教員賞」、「学生賞」、「クライアント賞」の三冠を獲る!という目標を立てていたのですが、まさか本当にとれるとは思っていなくて驚きました。毎週チームで集まって提案をブラッシュアップしていたので、その努力が報われたようで嬉しかったです。チームメンバーの仲も良く、このチームで本当に良かったです。

 

【クライアント褒賞について】

 ークライアントからの褒賞を受け取ってみていかがでしたか?

 マーケティングのゲームと昼食を体験しました。

 マーケティングのゲームでは、「どの時期にイベントを開催すれば顧客が増えるのか」「いつホームページを公開するのが効果的か」などを細かく考えながら進めました。

 トラブルの発生や顧客数の変化を予測しながら戦略を立てるのが難しかったですが、とても楽しかったです。

 お昼ご飯もとても美味しく、学校の近くだったので、今度は友達と一緒にまた行きたいと思います。

 

【受講生の声】

 ー2度目のPBLの感想をお願いします。

 2度目のPBLでしたが、1年生のころと同様に、チームメンバーとたくさん協力し合いました。2度目ということもあり、どのように計画を立てていくか、どの順序でプレゼン資料を作るのかなどをスムーズに進めることができました。1年生の時に学んだことを活かしつつ、2年生ではさらに内容を深めることができました。


 

 ー本選の雰囲気や参加してみて思ったことはありますか?

 どのチームも1年生の時より成長したプレゼンテーションで、提案内容も具体的で独自性がありとても素晴らしかったです。また、1年生の時はみんな全然本選の雰囲気に慣れていなく、緊張した雰囲気でした。しかし、2度目ということもあり緊張感はありつつ、でも堂々と楽しそうな雰囲気でした。

 

 ー本選までのチーム活動で工夫したこと、苦労したことはありますか?

 1人で何事も突っ走ってしまう性格なので、1年生のころはチームメンバーとの連携が取れませんでした。しかし今回は、周りの状況を確認しながらみんなで協働することができました。そのため、共立のリーダーシップである「他者と協働して目標達成を目指す力」を遺憾なく発揮することができました。
 

【まとめ】

 PBLを通じて、一人ひとりがチームメンバーと協働しながら課題に真剣に向き合う姿が印象的でした。チームでの試行錯誤や達成感は、今後の学びや挑戦への大きな自信となったことでしょう。これからも学びを実践に活かし、それぞれが自分らしいリーダーシップを発揮していく姿を期待しています。

 

【執筆・企画・編集】 ビジネス学部 中川莉子 山村ななみ  小野一葉  門脇史奈 助川紗恵 稲葉千尋 増尾南海 鈴木美桜

【受講生の声】 ビジネス学部 高井結菜

【受賞したチームの声・褒賞について】ビジネス学部  森島裕佳菜

▲本選の様子
▲本選終了後の全体写真