Faculty of business

ニュース一覧へ戻る

ビジネス学部ニュース詳細

更新日:2023年05月13日

その他

【ビジネス学部】「学生による中学・高校「総合的な学習(探究)」支援報告」

 本学のリーダーシップ開発の演習科目では、トレーニング受けたLA(Learning Assistant)が、教員と共に授業に関わり、受講生のリーダーシップ開発や学びの支援を行っています。LA自身が1~2年前は受講生として参加していた教室で、学びを支援する側として大活躍しています。

 昨年度から支援活動の場を大学外にも広げ、共立女子中学高等学校や共立女子学園外の学校にも出向くようになりました。事前に中学、高校の先生方からの情報をもとに準備を整え、当日はファシリテーターとして授業運営を、授業後は振り返りを行います。

 

 共立女子中学高等学校で「総合的な学習(探究)」のアドバイザーを務める金井先生からは「中1は入学式翌日、中2はクラス替え初日のオリエンテーションで、年齢も近いLAがファシリテーションをしてくれることでリラックスしてコミュニケーションを取ることができていました。次は、PBLにおけるフィードバックの際に来てもらう予定です。高2の選択「共立探究実践」はクライアントを入れた本格的なPBLですので、後期に集中して来てもらう予定です。」とメッセージをいただきました。

 

 4月の活動領域は以下の通りですが、年間を通じてのべ約70名の学生が授業支援に関わる予定です。リーダーシップの授業では、リーダーシップを授業以外の場で発揮することの大切さを伝え、学生時代も卒業してからも実践できるようなリーダーシップ開発をめざしています。

 

【4月の活動例】

共立女子中学高等学校「総合的な学習(探究)」

2023年4月7日(金)

対象:中学1年生、中学2年生それぞれ8クラス(約320名)

1クラス1名の計8名のLAが参加

 

立教新座高等学校「新入生ガイダンス」

2023年4月12日(水)

対象:高校1年生8クラス(320名)

1クラス1名計8名が参加(うち6名が共立生)

 

【学生の感想】

 受講生の年齢や特性が違うからこそ伝え方を工夫することで、より学びを最大化できることを学びました。共立女子中学生は目の前のワークに純粋に楽しんで取り組んでくれる生徒が多かったので、説明を簡潔に伝えると同時にワークの時間を伸ばす工夫を行いました。最初は初回の授業ということで緊張した様子。しかし、授業が進むにつれて和やかな雰囲気で、授業内でも休み時間でも笑い声が増えていき、ファシリテーションをしている私自身もとても楽しく授業を終えることができました。

 

 この授業をきっかけに、受講生がリーダーシップに対して興味を持ち、探究の授業に限らず学校の内外でも「リーダーシップを発揮しより深めたい」と思ってくれると嬉しいです。

 

 

LA ビジネス学部4年 竹本絵美

共立女子中学高等学校の授業風景
大学の教室との環境の違い(マイクがないなど)に戸惑いながらも、運営側もまさに全員発揮のリーダーシップで乗り切ることができました。

 

金井先生は2021年度より教養教育のリーダーシップ開発科目をご担当しています。