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文芸学部ニュース詳細

更新日:2021年09月24日

研究紹介

【文芸学部】文芸メディアコースと造形芸術コースの3年生が、研究コンペティション「ラーニングイノベーショングランプリ2021」で研究発表し、「奨励賞」を受賞しました。

文芸学部文芸メディアコースと造形芸術コースの3年生が、研究コンペティション「ラーニングイノベーショングランプリ2021」で研究発表し、「奨励賞」を受賞しました。


「ラーニングイノベーショングランプリ2021」は、これまでにない学習・教育方法やスタイル、革新的なラーニングテクノロジーを発掘・提案することを目的とした研究コンペティションで、高等教育機関の研究室の学生や若手研究者を主とする研究チームから多数の応募がありました。

参考:ラーニングイノベーショングランプリ2021(主催:日経新聞社、日経BP 共催:日本イーラーニングコンソシアム、マイクロラーニングコンソシアム)

https://ligp.gingerapp.co.jp/

今回、文芸学部の学生が「奨励賞」を受賞した研究タイトルは以下のとおりです。

研究タイトル:

遠隔では困難とされる造形芸術(美術科)実技教育の実現と教授法の確立 

―パンデミック下でも世界のアート教育を持続可能とするために―

https://ligp.gingerapp.co.jp/?p=2426

研究代表者:小笹 澪 さん(文芸学部文芸メディアコース3年)

研究協力者:上野沙月さん(文芸学部造形芸術コース3年)

研究協力大学:香川大学 創造工学部 米谷研究室

研究協力企業:株式会社フォトロン 卯木 輝彦 様


研究計画概要:

現在のパンデミック下で本学は、造形芸術実技教育が極めて困難な状況である。同様の受難は世界中の芸術学徒に起きている。本研究では、長年指導案として多くの指導法術が蓄積されている中等教育美術科の指導内容をモデルとし、遠隔環境では困難とされる造形芸術実技教育を、多様な映像通信機器群(市販品から視線が分る立体映像などの先端試作機まで)を併用し、協力高校と連携し実践的かつ効果的な遠隔教授法術の確立を目指す研究である。

エントリーした大学中、文系学部は本学のみで、最終選考に残った大学も、本学以外はすべて国公立の理工系研究型大学でした。そうした中で、本研究テーマの重要性が認められ、「奨励賞」を受賞することができました。

以下、受賞に当たり審査員より頂いたコメントの一部を記します。

・エモーショナルな指導の可能性へ期待する

・産業界でも充分活用できると思います

・これまでなかった美術教育の市場への着目と教授法まで作成したことを評価する

・コロナ禍で芸術系は影響が大きくすぐにも実現が可能なものといえ実験での検証の段階から先に進めると良い

・造形芸術実技教育の幅広い展開、コロナ禍に限らず、たとえばOBや海外で活躍している講師が容易に講評する事等にも繋がる基礎技術と思われ可能性を感じる

・正しい行動や振る舞いが求められる職業や業務(例えば理容師や美容師)に応用できないか、ぜひ研究を進めて欲しい


今回の成果は、1学部1学科で、領域横断的な文芸学部の学びの可能性を存分に活かしたもので、産業界からも高い評価を得られました。今回の受賞を機に、次年度の卒業研究で学生たちがさらなる飛躍を遂げてくれるものと大いに期待しています。