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学習

特色ある取り組み

特色ある取り組み

真の美しさを身につける女子教育

中学では道徳の一環として「礼法」の授業を設け、専門の先生の指導を受けています。「和室と洋室の基本動作」や「座礼・立礼の基本」「食事の作法」など、場に合った正しい礼儀作法や美しい所作をしっかり身につけていきます。これは社会に出る際、大いに役立つと卒業生からも好評です。

高校に入ると「マナー講座」で引き続き社会での振る舞いを学ぶとともに、高2では、「華道・茶道・装道」を全員が学ぶ時間を「和躾(なごみ)の日」として設け、外部の講師の方を招いて「和」の作法を教わります。グローバルな社会において日本女性として知っておきたいことをきちんと伝えたい。それが女子校としての私たちの役割だと考えています。

体験を重視した理科教育

中学生は校内のポタジェガーデン(菜園)で野菜作りを行います。土に触れ、季節に応じた野菜を育てることは、「植物の世界」という理科教育の分野を超え、食物に対する意識を高め、生徒たちの人間性にも少なからず影響を与えていきます。菜園で収穫した作物は家庭に持ち帰るだけでなく食育や調理実習で使用。教科横断型の学びへとつながっていきます。

本校には、天文教室で星空を眺め、野外観察で季節の変化に触れることのできる豊かな自然があります。また自然環境だけでなく、4つの実験室など理科関係の施設も充実。お茶の水女子大学の支援による「ウニの人工授精」と「幼生のポケット飼育」に挑戦するなど、教科書にとどまらない「体験」を重視した本校ならではの理科教育を行っています。

3-100計画(読書推進プロジェクト)

「3-100計画」は、3年間で100冊の本を読もうというプロジェクトです。本校では読書活動に重点を置いており、集中して本を読めるように朝読書の時間を設ける一方、電車通学時などのちょっとした時間にも読書を奨励しています。また教室やオープンスペースなどにも自由に借りられる文庫を設置し、気軽に本に触れられる環境作りに取り組んでいます。生徒たちは専用の読書ノートに読書活動を記録し、目標達成を目指します。

食育

ランチコーナーと厨房を設け、食育基本法に則った食育を推進しています。管理栄養士の指導の下、クラスごとに交代で給食を実施しています。「食育」とは健康な生活を送るために食に関する知識を育てることであり、食材の知識の修得に偏らず、マナーや伝統食、食料自給率や輸入問題についてなど、学ぶ内容は多岐にわたっています。