共立女子第二の教育の特長
共立女子第二中学校高等学校のめざす女性像
「女性の社会的自立」をめざして130年前に設立された共立。
校訓「誠実・勤勉・友愛」から導き出された3つの女性像。
10年後、20年後の将来、女性としての特長を活かしながら社会で活躍する女性を育てるため、全人的な女子教育を行います。
誠実:真の美しさを身につけた女性
女性の嗜みプログラム
女性として身につけておきたい礼儀作法や、お互いが気持よく過ごすためのふるまいを身につけます。日々の挨拶指導や、高校の「マナー講座」を通して品格のある他人への思いやりの伴った所作を学びます。
日本文化プログラム
グローバルな時代になればなるほど自国の文化を外へと発信できる力が求められます。校外学習では東京下町を散策したり、修学旅行では九州をめぐり、日本の歴史や文化を学びます。また、「和躾(なごみ)の日」として、茶道・華道・装道を高校2年生全員が体験する日をつくり、伝統的な嗜みを身につける機会を設けています。
情操教育プログラム
学校で学ぶのは教科ばかりではありません。本校の環境を活かし自然の素晴らしさを知ること、本物の芸術に多く触れ感じること、本を読み心が動かされることなどを通して、卒業後の人生にも大きく活きる、女性ならではの豊かな感性を育みます。
勤勉:自ら考え、発信できる女性
進路プログラム
学年ごとに目標を定め、段階的に将来への意識を高めると同時に、大学に進学する学力を養成します。一部先取り学習を採り入れた教科指導、進路指導を連携させることで希望進路の実現を図ります。
グローバル教育プログラム
グローバル社会で通用する英語力を磨き「話す、聞く、書く、読む」の4技能をバランスよく学習します。ニュージーランドでの短期留学やホームステイなどの海外研修制度もあり、自らの英語コミュニケーション力を試す機会が多く設けられています。
女性キャリアプログラム
10年後、20年後、自立し社会貢献できる女性になるために、早くから自分の将来を考える機会を設けています。卒業生ネットワークを活用してキャリア講演会を開き、幅広い可能性を見出します。
友愛:他者を理解し、共生できる女性
理科教育プログラム
「自然が教科書!」緑豊かな環境に恵まれ、学校全体を教材として充実した理科教育を行っています。野外学習として四季を感じながら動植物の観察を行ったり、実験で使用する材料の採集なども行います。物理・化学・生物それぞれの実験室を備えており、実験を多く行うのも本校の特長です。
ファーム教育プログラム
300m²の畑をつくり野菜を育てています。1学期にはトマトやナスなどの夏野菜、2学期には大根やさつまいもなどを栽培。収穫した作物は調理実習で使用したり、食育に用いたり。食べ物の旬や食材としての扱いなど、食育とも連動したプログラムです。
生命ふれあいプログラム
人間も大きな自然の中で生かされていることを認識し、環境を守ることの大切さ、生命の大切さを学びます。どうぶつ広場ではうさぎを飼育。ビオトープにはカエルが毎年卵を産みにやってきます。校内でヨモギを摘み、調理実習でヨモギ餅に。冬には校舎屋外での天文教室。環境を活かし、さまざまな自然に触れる機会を多く設けます。