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Vol.56 田中南 41回生

Vol.56 田中南 41回生

1.今の自分(自己紹介・職業紹介)

私は大学卒業後、東日本旅客鉄道株式会社へ入社しました。最初は駅に配属され、みどりの窓口できっぷや定期券の販売・改札業務などに2年半従事し、その後東海道線の車掌として1年半乗務員の仕事をしていました。現在はサービス事業を学ぶため、弊社のグループ会社に出向し駅ビルの運営業務に携わっています。主な業務はショップマネージャー、催事のリーシング及び契約・スケジュール調整、イベント企画などです。地域密着型の駅ビルとして、お客さまの生活が心豊かなものになるお手伝いができるよう日々努力しています。東海道線の車掌をしていた際は特急列車にも乗務しており、長い時は東京〜伊東まで乗りっぱなしなんてことも。大変な事はたくさんありますが、ホームで小さいお子さまが手を振ってくれているのを見ると「私の仕事も誰かの夢や憧れになっているんだなぁ」と実感することできました。鉄道・駅ビルどちらも誰かの生活にあって当たり前のものであり、当たり前を無くさず、より快適に提供していくことが私たちの使命だと考えています。これからも学ぶ姿勢を忘れずに、幅広い視野を持って様々な事に挑戦していきたいです。

2.共立女子第二中高時代の感想、思い出、学校の良さや受験生に伝えたいこと。

私は中学と高校の6年間を共立女子第二で過ごしました。とても自然豊かな学校で、今でも旧校舎の吹き抜けの中庭や大講堂前のバラ園を思い出します。また、9面のテニスコートやゴルフ場・400mのトラックがあるグラウンドなど、設備がとても充実していている点も共立の良さだと思います。特に私のお気に入りの場所は図書館です。とても開放的で本の種類も多く、朝の陽ざしが心地よい所です。私は勉強が得意ではなく人よりも努力が必要だったので、朝早く学校に行き図書館のお気に入りの席で勉強をしていました。このような素晴らしい環境で過ごした日々はかけがえのないものになっています。

私は中高6年間バレーボール部に所属し、中学2年生からは生徒会に、高校からは特進クラスに入り様々な事に挑戦した学生生活でした。初めはバランスが上手く取れず、周りの方に迷惑をかけてしまうこともあり両立の難しさを知りました。「やる気」は大切ですが、自分1人で取り組んでいるものではないので、一つ一つに真摯に向き合い、他の人より少ない活動時間の中でどれだけ一生懸命取り組めるかが大切だと学びました。この考えは社会人になった今も大切にしています。また学生時代に失敗も含めて多くの経験をしたことで、何事にも前向きに取り組むことができていると実感しています。私が勤めていた駅や乗務員区所は、支社の中でも忙しく大変な勤務地と言われていましたが、人よりも多くの経験ができるチャンスだ!と思い一生懸命取り組むことができました。机上での勉強もとても大切な事ですが、勉強した上でより多くの経験を積む事で自分の力になると私は考えています。当校は挑戦する学生を否定せずあたたかく見守り、真摯に向き合ってくださる先生方がいらっしゃいます。不安や悩み事はたくさんあるかと思いますが、失敗を恐れずたくさん挑戦して多くの経験をしてくださいね。

3.受験生へのメッセージ

広大な敷地と充実した設備、そしてあたたかい先生方がいる素敵な学校です。
卒業して10年以上経った今も定期的に会えるかけがえのない友人ができました。
きっと卒業してからも「帰りたくなる安心できる場所」になると思います。
受験生の皆さまが素敵な学校生活を送れるよう心より祈っております。

4.この学校の良さを、ひと言で表現すると…

自然豊かで自分らしくのびのび過ごせる学校

5.二高卒業後のプロフィール

2013年3月 共立女子第二高等学校 卒業
2013年4月 日本大学法学部政治経済学科 入学
2017年3月 日本大学法学部政治経済学科 卒業
2017年4月 東日本旅客鉄道株式会社 入社