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Vol.17 若林彩香 38回生

Vol.17 若林彩香 38回生

1.今の自分について

現在、看護師として病院の小児科で勤務をしています。対象となる子どもは0ヶ月から中学生までです。幅広い月齢、年齢の子どもたちと関わるため、それぞれの成長発達に応じた看護が必要となります。現在、私が勤務している病院では病棟と外来が一元化されており、トリアージなども行っています。院内には小児専門看護師や小児救急認定看護師がおり、経験と知識が豊富な先輩方から日々、指導をしていただいています。小児科では入院する子どもの看護はもちろん、そのご家族との関わりも大切となると考えており、子どもとご家族とコミュニケーションを図り信頼関係を築き安心して子どもが入院できるような環境作りを心がけています。ずっと泣いていた子が笑顔になってくれること、元気に退院していく姿を見るととても幸せな気持ちになります。現在は、1年目の看護師のお姉さん的な立場として、看護や患者さんのことを一緒に考えたり、病気知識の理解が進むようサポートすることもしています。

2.共立二中高の思い出

中学2年生から高校2年生まで生徒会役員として活動していました。高校2年生の時は生徒会長として学校行事に携わりました。生徒会長として文化祭の実行委員をまとめること、個性あるメンバーとどのように円滑に進めていくかを生徒会役員や委員会メンバーと一緒に考えながら進めて行きました。この経験から様々な視点の意見を取り入れながら物事を進行していくことの重要さを学ぶことができたと思います。また、女子しかいないため、どのようなことでも自分たちが積極的に主体的に行動しなければ何事も進みません。受動的に動かず、主体的に行動する姿勢は二中高時代で学び、看護師として働く現在にも活きていると感じています。

3.受験生へのメッセージ

共立二中高で、自分のやりたことやなりたい自分の具体的な姿を想像しながら、ワクワクできる6年間を過ごしてほしいと思います。

4.学校の良さを一言で表現すると…

6年間で本当に掛け替えのない仲間、先輩、後輩に出会えました。二中高時代の仲間とは今でも定期的に会っています。そして、女子だけの世界。全部自分たちで行動しないと始まりません。だからこそ、自立した行動が身につくようになると思います。それは、学生時代だけではなく社会に出てからも大変役に立つ、勉強では学べない、共立二中高という環境であるからこそ身につけられたスキルであると感じています。

5.プロフィール

2010年3月 共立女子第二高等学校 卒業
2010年4月 共立女子短期大学看護学科 入学
2013年3月 共立女子短期大学看護学科 卒業
2013年4月 恩賜財団済生会横浜市東部病院小児科配属