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Vol.55 臼井歩美 32回生

Vol.55 臼井歩美 32回生

1.今の自分(自己紹介・職業紹介)

私は6年間共立女子第二中学高等学校へ通いました。在学中、高校の修学旅行で佐賀県の吉野ヶ里遺跡に訪れたことがきっかけで、古代の日本人の生活やその後の日本という国の成り立ちを学びたいと思い、大学は学内推薦で学習院大学文学部史学科に進学し、古代日本史を専攻し学びました。(最近は行けていませんが、今でも旅行に行ってその土地の歴史に触れるのが好きです。)大学での学びの中で社会インフラの重要性に気がつき、社会インフラ整備の仕事につきたいと考えました。文系でも携われる社会インフラ整備ということで情報システム構築の世界に興味を持ち、新卒で(株)NTTデータに入社し今年で15年目になります。15年の間に出産休暇・育児休職を取得しつつ、現在は子供を育てながら仕事をしています。

入社以来、官公庁系システム開発に従事しています。より便利な社会の実現に向け、官公庁のお客様と検討を重ね、システムを構築していきます。出来上がったシステムが世の中で使われる時は、何ともいえないドキドキ感と達成感があり、とてもやりがいのある仕事だと感じています。最近ではテレワークの頻度も増え、非常に柔軟な働き方ができる世の中になってきました。家庭と仕事のバランスをとりつつ、これからも働くお母さんを継続していきたいと思っています。

2.共立女子第二中高時代の感想、思い出、学校の良さや受験生に伝えたいこと

共立女子第二中高で過ごした6年間で体育祭、文化祭・合唱コンクール、宿泊行事など楽しい思い出は数えきれないほどあります。そして、その思い出の全てに、この学校で出会えた友人たちがいます。今でも家族ぐるみの付き合いを続けている友人が多くいます。そのような友人に出会えたことはこの学校に入って一番良かったところだと感じています。先生との距離も近く、全体的にアットホームな雰囲気の学校だと思います。卒業後も体育祭などイベントに顔を出してみたり、特に用事がなくても来校してみると先生たちはいつでもあたたかく迎え入れてくれます。

また、学校理念にもある通り、6年間で自主性や女性のたくましさについても育まれたのかなと感じています。生徒の自主性を重んじてくれる学校であるため、部活や行事についても生徒で意見を出し合って進めていきます。そのような経験は将来仕事面でとても活きてくると思います。さらに女子しかいない環境の中、行事での力仕事なども含め、もちろん女子だけで乗り越えていきます。そのため今でも「とりあえず自分でやってみよう。何とかなるだろう。」という考えで部屋の模様替え、DIY、家具の組み立てなど何でもチャレンジしてみます。

3.受験生へのメッセージ

春夏秋冬を感じられる大自然の中、のびのびと広大な敷地で過ごした時間はとても楽しく、今振り返ってみてもキラキラしてたなと感じます。今からそのような時代が来る受験生が羨ましいです。受験生の皆さんもご縁があれば共立女子第二で、のびのびと自主性・たくましさを育んでください。

4.この学校の良さを、ひと言で表現すると…

広大な敷地、温かい先生方、そして最高の友に出会える場所

5.プロフィール

2004年3月 共立女子第二高等学校卒業
2004年4月 学習院大学文学部史学科入学
2008年3月 学習院大学文学部史学科卒業
2008年4月 株式会社NTTデータ入社