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Vol.54 小林 和歌子 43回生

Vol.54 小林 和歌子 43回生

1.今の自分(自己紹介・職業紹介)

私は6年間共立女子第二中学校・高等学校に通い、中高では6年間吹奏楽部に所属し、ユーフォニアムという楽器を担当していました。吹奏楽部ではコンサートミストレスとしてコンクールに向けて日々の練習に打ち込んでいました。大学は一般受験で中央大学文学部社会学専攻に進学し、「女子大生のキャリア教育」 についての卒業論文を書きました。大学ではラクロス部のマネージャー活動にも励んでおりました。

そして現在は、福生市にある「大多摩ハム小林商会」という企業の営業部で働いています。大多摩ハムは私の曽祖父が創業したドイツ式の伝統製法のハム造りをしている会社で、2022年で創業90周年になります。実は大学を卒業して最初に入社した会社は大手人材会社の営業職でしたが、小さい頃から「いつか大多摩ハムを手伝いたい」という思いがあったため、今の会社に2年前に転職しました。主な仕事は直売店やネットショップの企画作り、会社のSNSの更新、広報としてメディア取材の対応をしたりすることです。より多くの人に自社の商品を広めていくために日々奮闘しています。小さい頃から思い入れのある大好きな商品を、自分の手で広めていけることは、とてもやりがいを感じる仕事です。

創業90周年を記念し行ったクラウドファンディングでは、東京新聞への取材対応なども行いました。

*2021年12月5日東京新聞掲載記事

2.共立女子第二中高時代の感想、思い出、学校の良さや受験生に伝えたいこと

在学中の楽しい思い出はたくさんありますが、私の青春=吹奏楽部なくらい、部活動に没頭した日々を送っていました。毎日、部活動以外の時間も朝練・放課後練に打ち込み、コンクール金賞を目指していた日々が懐かしいです。部内では、合奏前に楽器全体のチューニングを行ったり、合奏の指導をするコンサートミストレスという役職に就いたりと、私の人生でリーダー的な役職を担ったのは、この吹奏楽部が初めてのことでした。この経験は今も私の自信につながっているなと感じています。コンサートミストレスという役職を引き受けるまでは人前に立つことに抵抗があり、本当に自分が部活を引っ張っていけるのか、先生に泣いて相談する程でした(笑)。それでも顧問の先生の「小林なら大丈夫」という言葉に支えられ、自分の殻を破ることができました。今の仕事でも、会議で自分の意見をしっかり伝えたり、新しい仕事を積極的に引き受けることができるのも、この「勇気を出してやってみたら意外と楽しかった」経験があったからだと思っています。あの時に先生に背中を押してもらえなかったら、挑戦する楽しさを知ることができなかったかもしれません。

共立の先生方はいつでも本当に親身になって悩みを聞いてくれ、モチベーションになる言葉をかけてくれます。部活でも、受験期も「もう無理かも…」という時はいつも先生の「小林なら大丈夫」という言葉に支えられました。実は今も時々思い出し、自分を奮い立たせることもあるくらいです(笑)。

共立の先生は私にとって心の拠り所であり、安心させてくれる存在でした。受験生の皆さんも、入学後に不安なことや悩みなどがあったら先生に相談してみて下さいね。

3.受験生へのメッセージ

共立女子第二中学・高等学校は、本当に「心地の良い」学校です。八王子の山に囲まれた美しい空気と、生徒思いの頼れる先生方と、生き生きと個性あふれる生徒たち。勉強でも部活でも趣味でも、頑張りたいと思ったことがあったら、どんなことでも相談に乗ってくれて、応援してくれる温かい先生たちがこの学校の一番の魅力です!!私も部活で悩んだ時、大学受験で悩んだ時、信頼できる先生に相談しアドバイスをもらったり、背中を押してもらいました!

4.この学校の良さを、ひと言で表現すると…

空気が美味しい!

5.プロフィール

2019年 中央大学 文学部 人文社会学科 社会学専攻卒業
2019年 大手人材会社入社 営業を担当
2020年 株式会社大多摩ハム小林商会入社
販売促進・広報等を担当
会社HP:https://www.otama.co.jp/