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本校ではこれまでもファームでの野菜作りを行ってきましたが、今年度から新たに中庭の一画にポタジェガーデンが整備され、本日から生徒利用が始まりました。
ポタジェガーデンは仏語で、食用にする野菜やハーブ、果物と一緒に、美しい草花や花木も植えて楽しむ菜園、または家庭菜園を指す言葉です。
今までとは違い、ちょっとした空き時間でもすぐに見られる場所なので、成長の様子をずっと観察することが可能になりました。
コンテナやプランターを用いた移設可能な方法を導入し、将来生徒たちがベランダ等でも野菜や花卉の栽培を楽しめるように……と考えています。
今日は中１の３クラスが理科の時間に、ファームの管理・農業支援をしていただいている『デリ野良』さんによるコンパニオンプランツを使った栽培のレクチャーを受けたあと、それぞれニンジン・ミックスレタス・カブの種を蒔きました。
コンパニオンプランツとは「共生植物」ともいい、一緒の土に植えたり、近くで育てることで、互いの植物にいい影響が出る組み合わせのことをいいます。
写真はニンジンの種まきの様子ですが、プランターの端に「植物のお医者さん」と呼ばれるほど優秀なコンパニオンプランツであるマリーゴールドが実は植えられています。
今日は種まきだけでしたが、すでにバジルやイタリアンパセリ、セージなどのハーブ類や、じゃがいもやそら豆など他の野菜も準備されていました。
これからどうなっていくか、ポタジェガーデンの今後が楽しみです。