Q&A Q&A

HOME

Q&A

Q&A

学習・進路

Q1

中高一貫校ということで、授業進度は速く進むのでしょうか。

国語・数学・英語などの基幹教科については、6年間の履修内容を基本的に高校2年生までに終わらせるカリキュラムとなります。当然進度は速くなりますが、その分の授業時間数は確保されていますので、授業を大切にさえすれば、充分に対応できるはずです。

Q2

中学から高校への進学の基準はどのようになっていますか。

学習・成績・生活面で顕著な問題がない場合に、中学校から高等学校に推薦される形式で、入学が許可されます。中高6年一貫ですから、当然中学から高校に進学することが前提となります。特別な問題がない限り大丈夫です。

Q3

少人数制や習熟度別授業編成は行われていますか。

英語や英会話の授業は、中学1年次より少人数のクラス編成で実施されます。さらに生徒一人ひとりの理解度や状況に合わせ、英・数・国では中学1~3年次になるまでの間に、それぞれ少人数習熟度別授業を開始し、よりきめ細かな指導を行うことで、効果をあげています。英会話では中学1年次より、英検準2級程度の英語力をもつ希望者には「取り出し」授業を行っています。

Q4

日常的に実施されている補習や補講はありますか。

中学でも高校でも、部活動を入れない曜日を設けて毎週実施しています。基本的に「補講」は任意参加で発展的な内容を、「補習」は指名制で基礎的な内容を扱っています。

Q5

長期休暇中に開設される授業や講座はありますか。

夏季講座を中高ともに1講座1,000円で開講しています。中学生は6日間の開講で、参加は自由ですが、毎年約8割の生徒が受講しています。英・数・国(基本コース・発展コース)と理科実験講座を用意し、2科目まで自由に選択できる形式を取ります。高校では12日間実施し、補講や受験対応講座のみならず、ゆかたの着付けなど教養的なものや共立女子大学の先生による講座も含めて、50以上の講座が開講されます。
また、冬季講習や外部講師によるイングリッシュシャワーなどの英語講座も開設しています。

Q6

塾・予備校には、どれくらいの生徒が通っていますか。

小学校時代からの延長で、通塾が安心感に結びついているケースもあるようですが、あくまで少数です。進度もある程度速いので、まずは学校の授業の予習と復習をしっかりやるよう指導しています。高校2年生以降は通塾者が増えますが、学校の勉強だけでも大学受験に対応できる体制を整えています。

Q7

共立での「総合的な学習の時間」への取り組みはどのようになっていますか。

広い意味のキャリア教育の一部と位置づけ、中学では学年ごとに「個人と集団とのかかわり」「自分の個性」「職業や進路選択」をテーマに学習します。時間割の中には組み込まず、課題に対して自主的な計画による研究を行います。
高校ではキャリア教育の一貫として、中学の学習内容をさらに発展させる形で「表現力育成プログラム」「自己啓発プログラム」を実施しています。

Q8

英検・漢検などの対策や指導はしていますか。

本校は英検の準会場に登録されているので、1次試験(筆記試験)は本校で受検することができます。英語科でも積極的に勧めており、中学卒業時には準2級以上を取得できるよう指導しています。
また漢検も準会場として校内での受検機会を設けています。国語科の漢字テストに漢検テキストを用いていることや対策プリントを配布していることもあって、高校1年修了時にはほとんどの生徒が準2級以上を取得しており、毎年漢検協会より表彰を受けています。

Q9

父親の転勤で地方、あるいは海外の学校に転校した後、再び戻ってきた場合に、復学はできますか。

中学1年の研修旅行(7月)まで在籍していた場合、国内外を問わず再入学は可能です。ただし転学(退学)後2年以内で、高校1年の8月までに戻ることが条件となります。

Q10

在学中に海外留学することはできますか。

中学では在籍しながら留学は認めていません。高校では、一般的には休学留学ですが、進級留学もあります。進級留学は、成績などの一定の条件と、帰国後の試験によって、留学先での履修を本校における履修とみなし、単位の修得を認定して、進級した学年に復学できる制度です。なお、高1のニュージーランドへのターム留学の場合は公欠扱いとなります。

Q11

共立女子大学の受験と外部大学の受験との関係はどのようになっていますか。

本校の特色は「進路の自由と安定」です。共立女子大学を受験する際には様々な優遇措置があります。他大学を併願できる制度もあります。例年、多くの生徒が合格していますが、実際、共立女子大学に進学するのは、例年で約15%です。

Q12

大学受験の指導はどのように行われているのですか。

自分の進路は自分で決めることを基本に、適性や将来像を真剣に考える機会を沢山設けています。とくに高校2年からは、進路に応じてコースや科目が選択できる合理的なカリキュラムと指導体制のもと、現役で合格できる充分な学力の伸長が可能です。

学校生活

Q1

女子校の良さはどんなところにありますか。

本学の建学の精神である「自立した女性」が自然と育っていく環境があることです。部活動や委員会も、すべて女子だけで行い、常にリーダーとなってその力を発揮する機会が多く存在しています。また、男子の目を気にすることなく、のびのびと生活することができます。

Q2

クラスや学年の人数も多いようですが、指導が行き届かないというようなことはありませんか。

1クラス約40人で1学年8クラスあります。本校の特長は「面倒見のよさ」と「きめ細やかな指導」であるとの定評をいただき、教職員もそのように自負しています。他校と比べても専任教諭1人当たりの生徒数は少なく、特に中学では副担任や学年主任など、担任以外の目も多いため、トラブルには敏速に対応できます。

Q3

いじめへの対応はどうしていますか。

いじめに対しては、学校として絶対に許さないという姿勢で臨んでいます。授業やその他あらゆる学校活動において、他を尊ぶ心を育み、いじめ等のトラブルを未然に防止する体制を強化しています。また、万一の場合に備え、「危機管理委員会」や「人権委員会」を設け、生徒がいつでも、どんなささいなことでも「メール」や「電話」を通じて伝えられる仕組みを作っています。

Q4

携帯電話の持参は可能ですか。

中学では、登下校中の非常時・緊急時に限っての使用に限定されますが、保護者の方からの申請があった場合に、携帯電話(スマートフォンも含む)の学校への持参を認めています。なお、高校では申請制ではありませんが、校内での使用はできません。登校・下校の確認を望まれる場合には、「登下校情報メール配信サービス」(任意・月300円 税別)をご利用いただくことができます。

Q5

災害時の対応はどうなっていますか。

災害発生時には生徒全員が校内で3日間は過ごせるよう、食料品・水・毛布・レスキューシート・簡易トイレなどを常備しています。東日本大震災に際しては、約1100名が学校に泊まり、翌日全生徒が無事に帰宅するまで、「緊急メール配信システム」(無料)を通して情報を随時ご家庭にお伝えしました。なお、東京・神奈川の私立校間では、「登下校時の緊急避難校ネットワーク」という協力・受け入れ体制が整備されています。

Q6

土曜日の扱いはどうなっていますか。

平常授業を4時間行っています。目標としているレベルの学習指導を行うためには必要ということもありますが、本校では各種の学校行事にも力を入れていますので、週6日制を堅持しています。

Q7

生活指導や校則は厳しいですか。

勉強だけを重視する学校ではありません。女子の特性に応じた、礼儀作法や服装・言葉遣いなどのマナー指導にも力を入れています。染髪やパーマ、ピアスなどのアクセサリー類は禁止していますが、私立学校としては常識的な内容だと思います。

Q8

学校の周りはどのような環境ですか。

都心のもっとも整備された環境の中にあります。神保町には世界的に知られる古書店街があり、付近には学士会館や出版社・新聞社のビルが立ち並び、北の丸公園や国立近代美術館、皇居の緑深い森や日本武道館もあります。4つの地下鉄路線の駅から徒歩数分で、交通も便利です。

Q9

通学時間はどのくらいの方が多いのですか。

かなり広い範囲から通学しています。45分から1時間以内が平均的ではありますが、約3割の生徒は1時間以上となっています。1時間半以上かかる生徒も2%ほどいます。

Q10

両親とも仕事をもっているのですが、毎日お弁当を持たせなければなりませんか。

お弁当を持参し、教室で食べるのが原則です。ただし、中学1年生の4月下旬から利用できる中高専用食堂があり、お弁当やパンを購入することも可能です。もちろん放課後にも利用できます。

Q11

部活動は盛んですか。参加率はどれくらいですか。

中学での参加率は例年約95%、高校では約90%です。発達段階もあり、中・高の部活動は一部を除いて基本的に別活動となっています。中・高とも平日の活動曜日や時間は限られており、勉強との両立が問題になることはほとんどありません。

Q12

ユニークな部活動、活躍している部活動を教えてください。

バトン部は関東大会・全国大会の常連です。地理歴史部のジオラマは昨年全国大会で最優秀賞を受賞し、注目を集めています。珍しい部としては、能楽部や太極拳部があります。また茶道部が2流派(遠州流・不白流)、さらに課外講座(兼部可)として華道が4流派(小原流・古流・草月流・池坊)設置されるというように、日本の伝統文化に接する活動機会にも恵まれています。

Q13

宿泊行事は何がありますか。

中学1年の7月に2泊3日で蓼科研修旅行、2年の6月に2泊3日で富士宿泊研修、3年の6月に3泊4日の関西修学旅行があります。高校では、2年に九州へ4泊5日で修学旅行を実施しています。

Q14

PTA活動はどのようなものですか。

学級PTAは中学で年2~3回、高校で年2回程度開かれます。委員については、各クラス常任委員1名、委員2名を選出し、文化部、生活部、広報部に分かれて活動します。来校していただく回数はそれほど多くありませんので、お仕事をされている方でもお引き受け頂いています。

入試情報

Q1

複数回受験での優遇措置はどのようなものですか。

繰り上げ合格は、複数回受験の方を対象としています(出願のみは不可)。ただし、帰国生入試は複数回受験に含めますが、他の日程での得点が繰り上げの対象となります。

Q2

繰上合格者は何人くらい出るのでしょうか。また繰上合格者への連絡方法はどのようになっていますか。

手続き状況によりますので、年度によって違いがあります。繰上合格が出る場合の連絡は、一人ずつ確認がとれるまで電話で行います。そのため、出願に際しては携帯電話など自宅以外の連絡先も登録していただきます。

Q3

他校との併願の場合、入学手続きを2回に分けたり、その発表日まで待つような制度はありますか。

1次手続き、2次手続きの制度はなく、2/3午後入試を除いて基本的にどの入試日程も、入学手続きは2月4日です。ただし、帰国生入試は入試の翌日・翌々日も手続きができるようになっています。なお、2/3午後入試の入学手続きは2月5日と2月10日です。

Q4

出願の際、調査書などの必要な書類はありますか。

2月入試(2/1・2/2・2/3のすべての日程)では必要ありません。すべてインターネット上での入力によって出願することができます。ただし、帰国生入試においては、「海外在留証明書」(所定用紙)や「成績証明書」(海外の最終成績のコピー)が必要となりますが、提出方法などの詳細については、募集要項やHPでご確認ください。

Q5

算数を苦手としているのですが、教科による足切りはありますか。

算数に限らず、科目ごとの基準点は設けていません。いわゆる足切りは行わず、合計点をもとに選考します。1科目くらい苦手な科目があっても、他の科目でカバーすることが可能です。

Q6

受験に向けて、どんな勉強をすればいいのでしょうか?

本校の入試問題(2/1・2/2・帰国生入試)はあくまで基礎基本重視で、難問奇問の類は出題しないよう心掛けています。国語であれば漢字・語句、算数であれば計算や一行題など基本的な知識や学力を積み重ねておいてください。また、理科・社会は幅広い分野から出題されますので、苦手分野であっても、最低限の基礎知識は身につけておくと良いでしょう。類題が出ることもありますので、過去問の研究も有効です。

Q7

「2/3午後入試 合科型」の対策はありますか。

基礎学力を確認しつつ、受験生の思考力や表現力を多面的に評価する記述型の試験です。「合科型論述テスト」では理科や社会の知識を用いて答える問題が出題され、知識や理解をもとに自分の考えを論理的に説明することが求められます。なお、「算数」は2022年度入試より2/1・2/2入試と同傾向・同レベルの問題となります。一般的な受験勉強で充分対応できる問題ですが、本校の過去問だけでなく、問題集や模擬試験などの記述問題に慣れておくと良いでしょう。秋からのチャレンジ講座もぜひ受講してください。

Q8

「2/3午後入試 英語4技能型」はどのような入試ですか。

英語インタラクティブ入試に換わり、新しく導入される英語4技能入試は“Reading & Writing” と “Listening & Speaking” の2つのセクションで構成されており、4技能の力をすべて測定する問題となります。ベースとなるものは本校の海外帰国生入試と同様に「発信型の英語」をテーマとしており、それぞれのセクションに思考力や判断力を問う問題が含まれます。
レベルは英検3級から準2級程度となっていますので、海外帰国生入試よりは若干やさしめになります。“Listening&Speaking”に関しては昨年までのインタラクティブ入試を参考にしてください。“Reading&Writing”に関しては英検で出題されるような問題を参考に対策をしてもらえればいいと思いますが、英文の内容を日本語で要約する問題も出題する予定です。

Q9

海外帰国生入試の「資格」と「試験科目」を教えて下さい。

資格は原則として「海外在住1年以上」で、「帰国後3年以内」です。試験科目は、算数と面接(グループワーク)が全員共通で、他に国語か英語(英検準2級程度)のどちらかを選択します。国語・算数は、2/1・2/2入試と形式や傾向は同様ですが、難易度はやや下がります。面接は受験生のみで、簡単なグループワークをします。グループワークは日本語で行い、コミュニケーション力や表現力を中心に加点式で評価します。(2022年度の面接は中止)

Q10

帰国生に関する、受験や入学後における特別な扱いはありますか。

国際学級を設けるなどはありませんが、「2/3午後入試 英語4技能型」や他の入試での入学生を含めて、すでに英語などで一定の実力を有している生徒がその力をさらに伸ばせるよう、随所で配慮・準備を図っています。
英会話では取り出し授業を行い、また現在少人数制で行っている中1・中2の英語の授業も習熟度を加味します。さらに放課後にランゲージスクエアを活用しての英会話のスキルアップやチューターを利用しての苦手科目のフォローアップも可能です。なお、帰国生入試では、英検準2級以上を取得している帰国生には、受験に際しての優遇措置を設けています。

Q11

複数の日程で受験する場合、検定料はどのようになりますか。

2月の3回ある入試(2/1・2/2・2/3午後入試)において、1回のみの出願は25,000円、2回分の同時出願は40,000円、3回分の同時出願は50,000円です。複数回同時出願者で、2/1・2/2入試に合格し、手続きした場合には、合格により以後受験しなかった入試の検定料分が返金されます。