国語
読書・作文指導によって基礎を固め、幅広い知識を生かせる女性に…
国語科では、多くの小説・評論・古典に触れる中で、論理的思考力と感性の両面を磨くことができるよう指導にあたっています。
そのため、古典や口語文法のオリジナルテキストや表現ノート、読書感想文コンクールや百人一首など様々な教材や企画を通じ、生徒が国語に興味を持ち、ことばを使いこなせるようになるための工夫をしています。
中学では、毎週1時間「国語表現」という時間を独立で設置し、国語では珍しい少人数制授業を展開しています。小論文執筆や詩歌の創作、さらにiPadやPCなどのデジタル機器も利用しつつ、プレゼンテーション能力向上にも努めています。
語彙の習得には年間5回の漢字テストを行うと同時に、漢字検定に参加し、中学3年で準2級、高校1年で2級の合格を目標にします。
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学年 | 基礎学力養成期 | 基礎力充実・応用力発展期 | 問題発見・解決能力養成期 | ||||
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中学1年 | 中学2年 | 中学3年 | 高校1年 | 高校2年 | 高校3年 | ||
目標 | 日本語を適切に表現し正確に理解する能力を高める。 | 現代の文章及び古典の文章を通し、日本語を的確に理解する。 | 古今の文章を読み味わい、日本語そのもの、またそれを使う我々自身について考える態度を育てる。 | ||||
内容及び方法 | 現代国語・現代文 |
○自習教材(ワークブック)によって予習・復習を確実にさせる。 ○口語文法を中学1年終了までに習得。 ○文章の基礎的な読解の方法習得。 |
○問題演習を行い、論理的な読解力を養う。 ○様々なジャンルの文章に触れ、表現の多様性・可能性について考えさせる。 ○著名な作品に親しみ、文学史的視点を持たせる。 |
○概念語や現代用語の知識を拡充させ、現代の状況を考察させる。 ○近・現代文学の提示する問題を考えさせる。 ○各分野の評論を通し現代社会の問題への分析力・考察力を高める。 |
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古典 | ○中学1年からオリジナルテキスト『古典』によって、古典の基礎を学習する。 |
○自主制作教材を使用し、古典文学を読み解く力を養う。 ○高校1年終了時に助動詞まで完全習得。 ○訓読のルールから句法の知識の拡充。 ○副教材を使い、古典の世界や古語、漢文の句法の知識を培う。 |
○自主制作の学習プリントを使用し、高校2年終了までに文語文法を習得。 ○古典作品から、伝統的な美意識・価値観について考えさせる。 ○問題演習形式で既習の知識を再確認し、古典作品や現代文を読む力・鑑賞する力を育成する。 |
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読書・表現 |
○『読書ノート』による推薦図書読書・原稿用紙の使い方指導。 ○読書感想文コンクールにおける課題図書読書・表現指導。 ○作文添削指導。外部作文コンクール参加の奨励。 ○優秀作文集『ともだち』発行。 ○ブックトーク |
○修学旅行の紀行文指導。 ○『読書ノート』や朝の「読書タイム」による読書の奨励。 ○読書・LHRでの討議と関連させつつの表現指導。 ○優秀作品の生徒会機関誌等への掲載。 ○ブックトーク・ビブリオバトル |
○読書記録や朝の「読書タイム」による読書の奨励。 ○相互批評による表現・小論文指導。 ○ビブリオバトル |
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漢字・語彙 |
○漢検3級合格を目指す。 ○常用漢字1600字程度。 ○漢字テスト年5回実施。 |
○漢検準2級合格を目指す。2級受検準備。 ○全ての常用漢字・人名漢字。 |
○漢検2級以上合格を目指す。 ○3000字以上の漢字・動植物名・外国名。 |
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書写 |
○文字を正しく書く能力を身につけさせるとともに 書写力を生活に役立てる態度を育てる。 ○俳句を書きながら、芸術的な仮名の要素をとり入れ、高校「芸術」への移行を行う。 |
※新課程導入に向けてカリキュラム移行中のため、項目が学年により重複していることがあります。