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共立の学びの先にあるもの:自由と絆と

 学校活動の根幹である学びとは何の為にあるのでしょうか。人間の知識が蓄えられ日本で最大の蔵書数を誇る図書館は、永田町の国立国会図書館です。そこのカウンターの上に「真理が我らを自由にする」という銘文があります。この銘文が、人が何の為に学ぶかの答えを暗示しています。

 人は多く自分の見ている世界が正しいという思い込みの中で生きていて、自分の見ている風景は他の人にも当然同じ様に見えていると信じています。「真理が我らを自由にする」の意味は、本当のことを知ることで人間は自由に、幸福に初めてなれると読めます。学びが将来の自分を決めるといったレベルのことでなく、それは本当に人間として自由に幸福になる為の営みといえます。

 「フランス人は肩こりしない」といいます。本当でしょうか。フランス語に「肩こり」という言葉がないのでフランス人はその症状を認知できないという話です。人間は周囲の連続した世界をことばで区切って認識しています。区切り方は曖昧で言語によって違います。虹の色は何色か?という問いの答えは言語圏により異なります。ドイツやアメリカでは6色とかロシアは4色とか。人間は自分が偏った見方で世界を見ていることを自覚しにくく、その延長に不満や独善、ひいては争いがあるといえます。共立では生徒が学習によって「真理」を知り、とらわれから自由になって欲しいと願っています。

 3万6千人を超える多くの卒業生を持つ共立。SNSが発達した現代、私はカナダ・アメリカ・オーストラリア・オランダ・フランスで国際結婚した卒業生、建築家や医師等様々な卒業生と繋がっています。ヒマラヤの秘境から通信をくれる卒業生もいます。この絆が一番の本校の財産といえます。是非一度本校を訪れ、その自由と絆の気風を感じていただければと思います。

学校長 金澤 大