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共立について

学校長メッセージ

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メッセージ

 本校の母体は、明治19年(1886年)に女子教育の先駆者34名によって創設された共立女子職業学校です。共立女子学園は、創立以来、建学の精神である女性の自立と社会に役立つ女性の育成を目標に、「誠実・勤勉・友愛」の校訓のもと着実な歩みを続け、今日では幼稚園・中学高等学校・第二中学校高等学校・短期大学・大学・大学院を擁し、約8,000名の生徒・学生が学ぶ、女子教育の総合学園として発展しています。伝統ある女子校はミッション系の学校を除いて、一人の女性教育者が創立者となり、その創立者の名前が校名となっている場合が多いのに対して、本校の母体となった共立女子職業学校は34名の立場や専門の異なる人々が集まってできた学校です。「共立」という校名もそこからきています。

 現在、共立女子中学高等学校は1学年320名の生徒が学ぶ「東京一出会いの多い女子校」です。中学校・高等学校の6年間で多くの友人や教職員と触れ合うことによって、日々の学校生活を送りながら自然とコミュニケーション力が磨かれていきます。多様性に富む環境の中で、他者をありのままに受け入れ、よりよく理解し尊重して接する態度が身につきます。また、自分自身の個性の生かし方や、役割を知ることで、集団においてその場でどのように貢献すべきかがわかるようになります。この流れは創立以来、本校の伝統的なものですが、近年主流になりつつある「権限なき」「全員参加」「相互支援」の新しいリーダーシップにあてはまるものです。

 生徒たちは学習活動や豊富な行事、部活動を通して、様々な発見と経験をして、互いに切磋琢磨しながら成長していきます。その成長の助けとなるように、基礎・基本を重視したしっかりとした土台作りをしながら「思考力」「判断力」「表現力」を育成していきます。STEAM教育にも早くから取り組み、感性を伸ばすことにも力を注いできました。幅広い興味や関心を育てることは人間性を高めることにもつながります。卒業後の人生にも大きな影響を及ぼすような学びが提供できるような学校でありたいと願っています。

 昨今の教育改革の流れの中で、本校では大学入試改革や社会のグローバル化への対応に積極的に取り組んできました。現在では4科型入試に加えて「合科型入試」や「帰国生入試」、そして「英語4技能型入試」を行っています。それぞれの特長をもって入学してきた多様な生徒がさらにその資質や能力を伸ばし、互いに刺激し高め合いながら、それぞれの目標を達成してくれることを心から期待しています。

学校長 前田 好子

学校長 前田 好子

校長挨拶