【活動報告】高陽印刷所さまでの職場体験
2KRTは、学校案内やパンフレット、ホームページ制作などで日頃からお世話になっている高陽印刷所さまを訪問し、職場体験を行いました。デザインの仕事やWeb制作の現場を見学するだけでなく、実際に制作体験も行い、「伝えること」を仕事にする面白さを学ぶ貴重な一日となりました。
89年受け継がれる歴史と、新しい挑戦
最初に、社長の北川さんから会社の創業や歴史、社名の由来、そしてご自身の人生についてお話をしていただきました。
「デザイン会社」と聞くと新しい会社をイメージしていましたが、高陽印刷所は創業89年という長い歴史を持ち、もともとは印刷会社として歩み始めたそうです。時代の変化に合わせてデザインやWeb制作へと事業を広げ、現在も新しい挑戦を続けていることを知りました。
また、北川さんご自身の人生についてのお話も印象的でした。会社勤めを経験した後、一度仕事を離れ、英語も十分に話せないままヨーロッパを旅したというエピソードには、参加した生徒たちも興味津々。苦労の多い旅だったそうですが、その経験が現在の仕事や考え方につながっているというお話から、「挑戦すること」の大切さを感じることができました。
「デザイン」とは絵を描くことではない?
続いて行われたのは、「デザインとは何か」を考えるワークショップです。
「自分」「明日」「戦略」「約束」など、形のない言葉をイラストで表現する課題に挑戦しました。画力ではなく、言葉の意味をどのように伝えるかという想像力が求められ、参加した生徒たちは真剣な表情でアイデアを考えていました。
同じ言葉でも表現方法は人それぞれ。「伝える相手を意識すること」がデザインの第一歩であることを、体験を通して実感しました。
温かい職場の雰囲気を感じた昼休み
お昼には、横浜名物の海苔弁をご用意いただき、社員の皆さんと同じスペースで昼食をいただきました。
少人数だからこその温かな雰囲気があり、社員同士が気軽に会話を交わす様子も印象的でした。仕事の話だけでなく、和やかな空気の中で食事を楽しむことができ、「こんな職場で働くのも素敵だな」と感じる生徒もいました。
ホームページ制作の裏側を見学
午後はオフィス内を見学し、実際の仕事の様子を見せていただきました。
アカウントグループ、マネジメントサポートグループ、プランニンググループなど、それぞれの部署が役割を分担しながら一つの制作物を完成させていく様子を知ることができました。
さらに、本校のホームページを制作している画面やプログラムコードも見学。普段何気なく見ているホームページの裏側には、多くの人の工夫や技術が詰まっていることを知り、制作現場ならではの緊張感も感じることができました。
コード入力に挑戦
見学の後は、実際にコードを書く体験をしました。
体験用のモデルサイトを使いながら、画面に表示される文字やデザインを変更するためのコードを入力しました。一文字でも入力を間違えると正しく表示されなくなるため、とても集中力が必要でした。普段何気なく見ているホームページの裏側には、細かな作業が積み重なっていることを実感しました。
今回学んだコードはほんの一部ですが、これだけでも覚えることが多く、Web制作を仕事にしている方々のすごさを改めて感じました。
学校の魅力を伝えるページを企画
職場体験の最後は、二人一組で「学校の魅力を伝えるWebページ」の企画に挑戦しました。
どんな人に学校を知ってもらいたいのか、何を一番伝えたいのかを考えながらページを作成し、最後にグループごとに発表を行いました。
同じ学校を紹介するテーマでも、デザインや伝え方、着目するポイントはグループごとにさまざま。それぞれの個性が光る発表となり、お互いのアイデアから新しい発見を得ることができました。
まとめ
今回の職場体験を通して、デザインは見た目を整えることではなく、「相手に伝えたいことを分かりやすく形にする仕事」であることを学びました。
パンフレットやホームページは、一人で作るものではありません。それぞれの専門分野を持つ人たちが協力し合い、一つの作品を作り上げています。その現場を実際に見て、体験できたことは、私たち2KRTにとっても大きな学びとなりました。
これから私たちが学校の魅力を発信していく中でも、「誰に、何を、どのように伝えるか」という視点を大切にしながら、今回学んだことを生かして活動していきたいと思います。
記事担当:高梨