FD活動

FDの概要

FDの目的

教育のPDCAサイクルを回すために、授業の内容及び方法の改善を図るための組織的な取組を行います。

  • Plan:授業設計を行い、『シラバス』で公表
  • Do:授業計画に基づき、授業実施
  • Check:学生からのフィードバックとして『授業評価アンケート』を実施し、個々の授業の振り返りとして『授業評価アンケート所感』を教員より返却
  • Action:全体の授業の振り返りと今後の授業改善を検討する『授業リフレクションシート』を作成。教育の改善のための情報収集(FD研修会への参加)を元に、授業設計(ティーチングポートフォリオ、シラバス)に反映

主なFD活動

年間活動報告


シラバス作成支援


シラバスの内容を充実するための記載項目や記載内容、記載方法等の整備と、専任教員および非常勤教員に対する説明会の実施、個別の指導や助言を行っています。

授業見学会の実施

他の教員の授業を参観して、自らの授業改善に役立てる授業参観制度の充実を検討するとともに、授業技術や教材開発などに関する定期的な研究成果発表会を開催しています。
この授業参観制度は、ステークホルダーへのサービスの一環として、在学生の父母、地域の企業関係者に参加してもらい、本学の教育に対して理解を深めていただく場でもあります。
1週間程度の見学ウィークが設定され、その期間中、本学教職員(非常勤含む)、大学・短大在学生の保護者、本学の卒業生、文科省・地方自治体・企業関係者等が自由に授業を参観できます。

FD・SD研修会の実施

全教員が大学・短期大学全体の理念や教育上の目的について共通認識を持つとともに、FDに取り組む必要性や重要性に関する意識の涵養を図ることを目的とした、専任教員及び非常勤教員に対する研修を実施しています。
また、新人教員や実務家教員など、大学・短期大学での勤務が未経験の教員に対して、大学・短期大学における教育制度の基本的な枠組みを理解してもらうための研修を実施しています。

これまでの研修テーマ

  • 「オンライン授業の作り方」
  • 「ルーブリックの効果的な活用方法について」
  • 「学修効果を高めるシラバスの書き方」

授業評価アンケートの実施

授業評価アンケートにより、各授業における学生の理解度の自己評価や満足度、学習時間の実態を把握しています。また、授業評価アンケートを充実させ、授業内容や方法の改善に活用する取り組みを組織的に行っています。

  • 学内システムkyonetを活用して、各授業ごとにアンケートを実施します。アンケート結果と教員からのコメントを学生へフィードバックします。

授業評価アンケートによるKyoritsu優秀授業賞

本学では、FD活動の一環として全学的に授業評価アンケートを実施してきましたが、2016年度より、更なる教育目標の達成、教育方法の改善を図る一環として、授業評価アンケートの結果に基づく「学生と選ぶKyoritsu授業賞」(旧:学長賞、Kyoritsu優秀授業賞)表彰制度を導入いたしました。

ティーチングポートフォリオ

半期毎に、各教員が個々の授業の振り返るだけではなく、担当する授業全体を振り返る活動を行い、今後の授業改善につなげています。

その他

  1. 学外FD研修会・フォーラム等への教職員派遣を随時行っています。