共立女子大学

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私の可能性 教員になった今も私の中に生き続ける大学で学んだ先生としての基本私の可能性 教員になった今も私の中に生き続ける大学で学んだ先生としての基本

30秒メッセージ

在学中に身につけた、現場で
そのまま使える実践力

私は中学生の頃から教員を志していたので、教員免許を取得できるとこが大学選びの条件でした。そこで出会ったのが共立女子大学。女子大の方がリラックスした状態で目標に向かって頑張れる気がしたのとゼミが少人数制だったことに心惹かれました。
現在は小学校の体育の専科教員をしています。現場に出てわかったのは、いかに共立女子大学のカリキュラムが実践的だったかということ。指導案の書き方もしっかり指導していただいたので、苦戦することもありませんでしたし、現在作っているものは授業で作ったものと差がありません。また、模擬授業や実習も多かったため、教員になった当初も戸惑うことなく子どもたちの前に立つことができました。クラスには運動が好きな子も苦手な子もいます。みんなが楽しく体を動かすにはどうしたらいいか、高学年の子どもには飽きさせないように頭を使う内容を入れるなど、今も大学で学んだ内容を思い出しながら授業を作っています。

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授業で教育現場のリアルに
触れた経験が、今に生きる

教育現場では、些細なことも含め日々いろいろな問題が起こります。その度に、解決方法や保護者対応なども考えなくてはならないのですが、そういうことを大学在学中に教職経験のある先生から学ぶことができました。話を聞くだけではなく、学生みんなでディスカッションをしたりグループで対処方法を考えたり、さまざまなシーンを想定してシミュレーションすることができたのはよい経験でした。また、ゼミでは「対話と発話」というテーマで研究を行っていたのですが、先生のアドバイスもあって、実際に小学校に足を運び担任の先生の声がけを録音して、その内容と子どもの反応を分析したことがありました。
そこから見えたのは、できていないことの指摘よりも、「できたね!」などのポジティブな声がけの方が子どもの積極性が増すということ。それは現在、子どもと接する中でも大切にしたいと思う指針のひとつになっています。学生のうちに現場のリアルを見聞きし、そこからさまざまな気づきを得たことは、小学校教員になった今も非常に役に立っています。

部活やアルバイトの経験も、
自分の価値観を広げてくれた

大学時代は授業以外の活動も自分の可能性を広げてくれました。ひとつは、アルバイトで経験した小学校の特別支援員。学級になじめない子どもと一緒に過ごして、心のサポートをする仕事です。1日を通して学校生活を見ることができたのもよかったですし、子どもと接しながら大学で学んだ理論をより理解することができました。もうひとつは、競技ダンス部での活動。早稲田大学の競技ダンス部と一緒に練習をしたり大会に出場したりしていたのですが、目標に向かってチームで協力しながら練習を重ね、レベルアップできたのはよい経験でした。特に他大学の学生と関わることで視野が広がったという点もよかったと思っています。
大学の授業や免許取得のための勉強などで忙しかったのですが、大学時代にしかできない活動にも思い切って飛び込んだことで、さまざまな価値観や考え方に触れて、人としての幅が広がったような気がしています。教員は子どもたちの可能性を広げる職業ですから、私自身も好奇心旺盛にいろいろなことを楽しんでいきたいですね。

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