更新日:2016年11月08日
展示
【終了】企画展「吉祥を呼ぶ展」
期 間 平成28年12月9日(金)~平成29年2月10日(金)
時 間 午前9時30分~午後4時30分 (土曜日は12時まで)
会 場 共立女子大学博物館 (共立女子学園2号館B1F)
休 館 日曜・祝日 (12月23日を除く)、12月28日~1月7日、1月23日
入 館 2号館1F入口で入館手続きをしてください。入館無料。
吉祥模様とは、「おめでたいこと」を求め、喜び、そのことを知らしめる模様のことをいいます。そもそも「吉祥」という言葉は、「よいきざし」「めでたいしるし」という意味であり、吉祥模様とは、この概念を視覚化したものです。
「松竹梅」「鶴亀」「鳳凰」「熨斗」など、吉祥模様とされるものは数多く存在します。古来より、人々の生活を支える工芸品にはこれら吉祥模様が広く使われてきました。特に、身を包み守る衣服には、吉祥性が重視されてきました。子どもの健やかな成長を願う産着や、新生活の幸せを祈る婚礼衣裳などがそれにあたります。施される模様には長寿、子孫繁栄、成長祈願、夫婦円満といった、人々のさまざまな願いが込められていました。本展覧会では、このような模様に込められた祈りや幸せの願いを作品とともにご紹介いたします。