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共立の伝統を次世代へ〜ダンスを通して紡ぐ歴史〜

教員になろうと思ったきっかけを教えてください

大学では、ダンスを専門的にやっていたのでダンスを教える仕事に就きたいと思っていましたが、就職に対する両親との考え方の違いから進路に悩んでいました。でも、教育実習に行ったらすごく生徒の子達が可愛くて、楽しくて。また、体育科の先生に色々と親身になって教えていただいたことに感動しました。それでやるならしっかりとやろうと決め、教員になりました。

PR委員:共立の体育祭について教えてください!高校2年生で行うダンス“TO MUSIC”で大切にしていることはありますか?

“TO MUSIC” は先生方が作ったオリジナルダンスで、毎年振りが変わるので楽しみにしている人が多い作品です。今年は法被を使っているので、華やかで見ている人も楽しんでいただけるものを目指しています。高校3年生では “荒城の月” を踊るので、その準備段階として、フォーメーションの変化に体が慣れるということを特に大切にしています。

荒城の月は、共立の伝統として受け継がれている物ですよね。伝統を受け継ぐ上で意識しているものはありますか?

ご退官された先生方に教えていただいたことを、いろんな先生方にもお伝えしたいと考えています。振りの中で扇を使うんですけど、扇を体の一部として高さや向きを揃えるという高度なことをやっています。そこまでやることが6年間の集大成なのかなと思っています。

PR委員:私も今、荒城の月を練習していて、足が筋肉痛なのですが(笑)、高校3年生にはどういった思いで踊って欲しいですか?

瀧廉太郎の荒城の月という有名な曲で踊るんですけど、一段から四段という段の中で花の宴や戦いの場面などの物語を理解しながら、気持ちを込めて踊って欲しいです。自分の6年間を振り返り、みんなと踊れるということを噛み締めて大事に踊って欲しいかな。その気持ちがあると、振りも揃ってくるし、感動するものになると思います。

PR委員:ありがとうございます、体育祭に向けて頑張ります!

共立の体育祭の特徴についても教えてください。

代々木第一体育館を会場とした体育祭は、今年で4年目になります。それ以前は、八王子にある共立女子第二中学高等学校のグラウンドでやってました。高校の体育祭は体育行事運営委員を中心に、生徒主体で運営する体制が整ってきています。私たち教員はこれからはもっと生徒たちを支える方を頑張っていきたいと思っています。

先生から見た共立生の印象はどんな感じですか。

共立生は気品があると思います! 丁寧で育ちが良く、人に対するおもてなしの心があると感じます。あとですね、すごく習得が早い! 体育祭の練習は、全クラスで合わせるのが一、二回でしょ? あれで決まっちゃうのがすごいと思う。それと、本番に強い! この3点が特に印象的です!

最後に、受験生に向けてメッセージをお願いします!

共立は何でも楽しめる力が身につき、人数も多いので人間関係に強くなります。そういう力は社会に出た時に役立ちます。卒業生で活躍している人が多いのも、共立という集団社会の中で、楽しんだり乗り越えて生きる力が身についているからだなと思っています。皆さんも希望を持って、ぜひ共立に入学して欲しいです。お待ちしてます!

※本インタビュー内容は、2025年5月時点のものです。