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更新日:2018年11月16日

中1 中2 中3 高1 高2 高3 保護者 受験生・小学生

中学PTA文化部主催 観劇会『マリー・アントワネット』取材記(PTA広報部)

 中学PTA文化部の企画で例年人気を博している観劇会は今年度から開催日を増やし、定員も増加しましたが、それでも応募者多数のため、残念ながら抽選に漏れてしまった方もいらっしゃいました。来年度も観劇会は予定されているとのことでしたので、その節はぜひご応募ください。

 

保護者世代は『ベルサイユのばら』を誰もが一度は手にとったり、アニメで観たりして、美しくわがままな王妃アントワネットのことをご存じではないでしょうか。当時、私は華やかな王妃が貧困に苦しむ民衆の暴動によって、たった1日で心労から白髪になり、ギロチン処刑されるという悲劇的な結末に衝撃を受けた記憶があります。

 

時は18世紀、フランス。国王ルイ16世の王妃であるマリー・アントワネットと庶民の娘マルグリット・アルノー、おなじ「MA」のイニシャルをもつ二人の運命がフランス革命の嵐の中で交錯する物語をベースに描かれた作品です。14歳でオーストリアから嫁ぎ、贅沢とため息に囲まれ暮らす王妃。貧困の中で家族も無く、ただ生きてゆくためにもがく少女。その二人が時代の流れに飲み込まれた時、心に描いている未来や生き方とは違ったところへと進んでいきます。アントワネットを激しく憎しんでいたマルグリットがアントワネットと少しずつ心を通わせる心境の変化、真の正義を見つめる結末は、新しい切り口から見た『マリー・アントワネット』でした。そしてこの作品を彩る、ミュージカル界を代表する超豪華キャストと衣装、心に染み入る歌声、そして八百屋舞台の効果的な演出(傾斜がついた舞台で奥が高く客席側が低くなっています。客席から舞台全体が見えるようになるのと同時に、奥から迫ってくるようなダイナミックさ・親近感を観客に与えることが可能になるのだそうです)。舞台の幕が下りた後、会場は拍手が鳴りやまず、興奮で包まれていました。

 

上演終了後に、参加した保護者の方々へインタビューをしたところ、「生で素晴らしい作品が観られたことに感激しています」「昔漫画で読んだ『ベルサイユのバラ』を再度読み返して、フランス革命を学びたくなりました」「より良い明日になるように頑張りたいと思いました」「共立生の保護者で良かった」と皆さん素敵な笑顔で答えてくださいました。

 慌しい毎日のなか、ふと足を止めて芸術に触れてみることは、心の休暇になり、日々の生活を豊かに色づけてくれるものなのだと改めて気付かされました。PTA文化部の皆さまをはじめ、関係の皆様ありがとうございました。ぜひ、娘ともこのような機会をつくりたいと思います。