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ソーシャルメディア等の利用について

ソーシャルメディア等の利用について

現在、ツイッターやブログ、フェイスブックなどに代表されるソーシャルメディアが発達し、中高生の間でもその利用が増加しています。書き込みや閲覧が容易にでき、便利なサービスではありますが、その使い方によってはトラブルに巻き込まれたり、知らないうちに使用者が加害者や被害者となるケースもあります。また、頻繁な使用、さらにはネット依存症に陥ることで、日常生活や健康に影響が出る例も報告されています。

1.情報は世界中に発信され、削除することはできません。

インターネット上に掲載された情報は、世界中で閲覧されている可能性があります。たとえ自ら削除したとしても、誰かがコピーし保存していれば、その情報は引き続きさらされることになります。一度ネット上に出た情報は、完全に削除することができないということを認識しましょう。

2.個人情報の掲載はやめましょう。

個人が特定できる情報は記載しないようにしましょう。学校名、個人名、住所、電話番号、アドレス、ID、GPSによる位置情報、クラス、年齢、性別などの記載はとくに注意が必要です。たとえ「Aさん」などのように固有名詞を用いなくとも、読む人によってはその内容から誰のことであるかが分かるものは、固有名詞と同じであると言えます。また、制服やユニフォーム姿の写真も個人が特定されます。慎重な取り扱いが求められます。わずかな情報でも、つなぎ合わせることで個人が特定されるため、注意が必要です。

3.友達の情報を勝手に載せない。また各自の立場や状況にも配慮しましょう。

書き込む人には悪意がなくても、読む人によっては不快に感じることもあります。また、他人に知られたくない情報も多くあります。成績のことやちょっとした発言、どこかに遊びに行った話など、他人に知られることでその人の立場が悪くなるケースもあります。たとえ事実であっても、友達の情報を載せる場合には本人の理解と了解を得る必要があります。とりわけ写真を本人の承諾なく勝手に掲載することは、肖像権の侵害という法的な問題にかかわる場合があることをしっかりと認識してください。

4.文字を残す掲示板などへの投稿は、細心の注意が必要です。

第三者が閲覧できる掲示板においては、何気ない記載であったとしても、第三者に対して学校や集団・個人への誤った先入観や印象を与えてしまうことがあります。特に仲間内の話題を学校名の分かる掲示板などで開示することは、第三者による大きな誤解を招く恐れがあります。私的な場か公的な場であるかを区別し、けじめをもって対応することが必要です。

5.学校の名誉や人を傷つける行為は、絶対にしてはいけません。

学校に対する誹謗中傷や名誉を傷つけたりする投稿、あるいは友達や各種集団への攻撃、悪口、秘密の暴露など、他者を困らせたり不快にさせる行為は絶対に許しません。これらの行為が発覚した時は、学校は毅然とした姿勢で指導を行います。

6.会ったことのない人とのコミュニケーションには気を付けましょう。

人を疑いたくはありませんが、ソーシャルメディア上においては、年齢や学校・仕事を偽ったり、男性が女性の振りをしたり、現実から離れたバーチャルな世界でのやり取りが横行しがちです。対面でのコミュニケーションではないため、取って付けたような表面的な優しさや同情が通用してしまうこともあります。文字だけの関係で信頼するのは軽率です。知らない人とコミュニケーションをとる場合は、現実世界以上に慎重な姿勢が求められます。会うことは極めて危険なことです。

7.バランスをとって使用しましょう。

一日に100通以上のメールを交わしている人がいます。友達からメールが届いたら、すぐに返事をしないと友人関係が崩れるのでないかという強迫観念にかられて、勉強や他の用事を二の次にして対応している人がいるのも事実です。自分にとっては何気ない報告や独り言であったとしても、メールを送ることは結果的に相手からの返事を求めることになります。メール送信は、相手に迷惑をかける行為となる場合もあるという認識を持つことも必要です。不要なメールおよび午後9時以降のメールのやり取りは止めましょう。

8.利用しない勇気、スルー(無視)する勇気を持ちましょう。

みんなが持っている、みんなが利用しているからといって、携帯電話やスマートフォンを所有・利用しなければならない理由はありません。もし所有・利用する場合でも、保護者とよく話し合って、家庭でルールを決めることを勧めます。所有・利用に際して生じる問題には、本人はもちろんのこと、買い与えた保護者の責任も発生すると考えられます。

また、文字だけでやり取りされるソーシャルメディアでは、相手の感情が見えないことがよくあります。情報を見ることで傷ついたり悩んだりするのであれば、「見ない」勇気や「スルー」する勇気を持つことも必要です。

9.困ったときには相談しましょう。

ソーシャルメディアへの参加、書き込み、閲覧などで困ったことがあったときには、一人で悩まず保護者や先生などの身近な大人に相談しましょう。また、ソーシャルメディアの利用に関して、友達が悩んだり傷ついたりしているのを見たり聞いたりしたときも、すぐに相談しましょう。

10.対面でのコミュニケーションを大切にしましょう。

ソーシャルメディアは、文字や映像だけの世界であり、相手の顔や表情・感情の動きなどを直接かつ同時に確認することはできません。伝えたいことが自分の意図とは違った形で相手に受け取られ、誤解を招きやすいことは否定できません。

本来のコミュニケーションは、直接向き合って話をすることです。あなたの大切な思いや感情は、単なる語句や文字では伝えられないはずです。便利さを追求・活用するあまり、私たち現代人は相手への細やかな配慮など、日本人がこれまで大事にしてきたものを失いつつあるように思います。礼法の授業で他者への配慮を学んでいる共立生には、“FACE to FACE”(対面)でのコミュニケーションを大切にしてほしいと願っています。