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共立の教育

探究・高大連携・校内出張講義

探究・高大連携・校内出張講義

探究・高大連携・校内出張講義

KWUプログラム

高校3年次に大学の授業を受講し、高校での学びをさらに深化・発展させるとともに、進学後に単位認定を受けることで、留学やインターンシップ、資格試験に向けた勉強など、さらに多様な学びに取り組むことが可能になります。

高大連携

 教育の多様化や選択幅の拡大により、特定の分野について高い能力と強い意欲を持ち、大学レベルの教育研究に触れる機会を希望する生徒が年々増加しています。
 本校では、2011年から理系コースの高校生を対象に、東邦大学理学部による実験講座を開講してきました。その連携をさらに強化し、中高6ヶ年を見据えた理科教育推進のため、2022年12月1日に東邦大学理学部と高大連携協定を締結いたしました。今後は学生・生徒・教員の多様な相互交流により、新たな価値を創造していくための場を築いて参ります。

 詳しい協定内容はこちらをご覧ください。  

校内出張講義

 本校では、中教審における高大接続が話題になる以前から、大学の専門家や社会の様々な分野で活躍されている卒業生を中心とした社会人による模擬講義を実施してきました。この背景には本校の生徒たちの興味関心が非常に多様なものであること、日常の授業の枠を超えた学びへの知的好奇心が非常に強いこと等が挙げられます。
 ただ、本校の校内出張講義において特筆すべきは、中学高等学校の枠を超えた授業を生徒たちに提供するだけではなく、本校の教員(コロナ禍以前は保護者)も必ず参加し、学校という場を学びの共同体とすることを目指している点です。模擬講義後も新たな問いや課題意識を共有し、参加者は日常の学習活動に回帰していきます。昨今話題になる『探究学習』も本校は中学高等学校の時代に限定して行うべきものではないと考えています。リカレント、リスキリングを含めたキャリア形成として人生を通して、学びは生涯必要なものであるということを実感出来るようになることが、個々の教育コンテンツの提供よりも学校の存在意義において重要です。模擬授業も本校の構築する学びの共同体の一つの要素として、生徒達と教員、保護者の共同作業として創り上げられているものとご理解頂けると幸いです。
 コロナ禍当初は実施を見送ってきましたが、2022年の1月から再開し、これまでの対面経験の不足解消も考え、2022年9月末日現在、本年度は17大学の模擬授業を実施しています。



・出張講義レポート(生徒・保護者向け配信の進路指導部通信「lighthouse」より)はこちら



「探究」

 「探究」学習とは、自ら問いや課題を見つけ、情報を収集・整理・分析し、ときには他者と協働しつつ、答えを導き出す学習方法です。こうした学習姿勢は本校に以前から根付いていたものですが、今後さらに各教科で研究を重ね、積極的に取り組んでいきます。
 また、「総合的に学習の時間」においては、共立女子大学のビジネス学部や他学部の教養科目で実績のある「リーダーシップ開発」を中学生向けにアレンジしたプログラムがスタートしました。前期では様々なグループワークを通じて、自分と友人のリーダーシップ(強み)を発見します。後期ではそのリーダーシップを発揮する課題解決型学習(PBL)に取り組みます。これらのサイクルにより、自己肯定感や自己有用感を養い、変化し続ける現代社会において、どんな局面でも他者と協力しつつ主体的にものごとに関わる女性となることを目指します。
 なお、2023年度からは高2の選択授業において「共立探究実践」がスタートしました。4年間で培ったことを活かし、クライアント企業(2023年度はブルーブルーエジャパン 株式会社)やLA(共立女子大学ラーニングアシスタント)の支援を受けて、より本格的なリーダーシップ開発に取り組んでいます。