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　PTA文化部企画「テーブルマナー講座と百段階段」を開催いたしました。

　　エントランスに一歩入ると、そこは唯一無二のアート空間！

　
　12月6日水曜日、場所はミュージアムホテル・目黒雅叙園。和洋ミックスの素敵なホワイト・クリスマスツリーがあるエントランスを抜けると、壁や天井を美しく飾るアート作品が次々に現れます。まさに、ミュージアム！非日常感たっぷりです。

　宴会場にて行ったテーブルマナー講座では、和食のマナーを教えていただきました。講師の方のお話は堅苦しくなく、参加者から時折笑い声も溢れます。お箸や食器の扱い、懐紙の使い方、和食の名前の由来等々、知らなかったことがたくさんありました。家庭で実践できるものも多かったです。「所作を美しく」というポイントを意識することは、日常生活でもとても大切なことですね。お食事も、季節感たっぷりで美味しいものばかり。同卓の参加者同士でお話もはずんでいました。

　あっという間の２時間を終え、百段階段に移動します。
　東京都指定有形文化財に指定されている百段階段では、「古今東西ニッポンの風景」という企画展を開催中。美しい日本美術に彩られた建物と、どこか懐かしく馴染み深い昭和レトロのアート展示が不思議なコントラストを生んでいます。階段の途中にある部屋はどこも、窓ガラスや金具、欄間、天井、壁など、上を見ても横を見ても圧倒的な美に埋め尽くされています。彩色鮮やかで金箔も多用された意匠の素晴らしさに、参加者の方々から感嘆の声があがっていました。

　当日は朝方に雨が止み、ほどよく空気が潤った気持ちの良い晴天。ホテルの吹き抜けのガラスから美しい木々や滝を眺めることもでき、身も心もリフレッシュしつつ、日本食を知り、日本美術に浸る最高の１日となりました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

　今回の企画はコロナが落ち着きつつある今、テーブルマナー講座を通じて、教養を高めるとともに保護者同士の親睦を深めることをテーマとして企画されました。ご参加いただいた皆様がこのテーマの通り講座の中で食事の作法、マナー等を学び、また限られた時間でしたが、保護者同士で確かな交流をはかることができたのであればPTA文化部としては幸いに存じます。