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更新日:2019年06月07日

展示

【終了】 企画展「小さきものへの思い -子どもの着物-」

 

 

会期:2019年6月17日(月)~7月30日(火)

開館時間 : 平日10:00~17:00

    (土曜日は13:00まで。6/23・7/21は15:00まで

休館日:日曜日・祝日(6/23、7/15・21を除く)

入館無料

※休館日、開館時間が変更になる場合があります。

 

 

会期中のイベント
【講演会】
演題:「江戸・明治・大正時代の子どもの着物 ―親の思いが生み出した造形―」
開催日:2019年6月29日(土)
時間:14:00~15:30 (受付13:30~)
講師:長崎 巌 (共立女子大学博物館長)
会場:共立女子学園2号館 602講義室
事前申込不要。当日は講義室前にて受付いたします。

※ ご参加の方は当日13:00~16:30(最終入場16:15)まで展示室をご見学いただけます。

 

【ギャラリートーク】
開催日:2019年7月4日(木)、7月23日(火)
時間:12:30~(20分程度)
当館学芸員が作品の解説をします。
事前申込不要。直接展示室までお越しください。

 

 

 子どもの着物は見ているだけで可愛らしく、心和むものですが、それはこれらが単に小さく作られているからだけではありません。これを我が子のために縫い、あるいは選んだ母親の愛情が反映されているからなのです。しかも子どもの着物に使用される生地や仕立て方、模様などは偶然に選ばれたものではなく、その目的に十分合致し、また必要な条件を満たすものとして選ばれているのです。そして子どもの着物に求められてきたものも、単に体を被服として安全に覆うということだけではありません。そこには、子どもの生理を十分理解したうえで様々な工夫が加えられ、さらに子に対する親の思いを表現する役割も託されているのです。
 本企画展では、「小さきもの」としての子どもへの思いを強く反映した子どもの着物と、それらに通じる愛らしさをもった子どもの衣服を展示いたします。また、子どもの頃の思い出を喚起させるがゆえに愛されてきた品々もあわせて展示します。