更新日:2024年06月27日
日常生活
2月に園庭で見つけたカマキリの卵。「春になったらカマキリの赤ちゃんがたくさん出てくるかな」と楽しみにしていた子ども達です。ところが、春を過ぎて梅雨を迎えても何の変化もありません。「どうしたのかな。死んじゃったのかな?」「変わらないように見えるけど、実はもう孵化しちゃったのかな?」「中はどうなっているんだろう…」と段々心配になってきました。そこで、皆で卵を切って、中を見てみることにしました。先生がカッターで半分に切ると、なかなか刃が入らないほどカマキリの卵は硬いことが分かりました。ようやく半分に割れると中は小さな部屋のように細かく分かれていました。そのひとつひとつのお部屋に、黒くて小さな細長いものが入っています。虫眼鏡でよく見てみると、幼虫のようにも卵のようにも見えます。
どうやら孵化に至らずに死んでしまっているようでした。「どうして死んじゃったのかな」「雪が降ったからかな」「アリに食べられちゃったのかも…」と色々と考えを巡らす小さな研究者達でした。自然の厳しさも感じる出来事でした。