130th ANNIV. SPECIAL WEB MAGAZINE Advance! キャリア形成と自立志向を「ジブンゴト化」するウェブマガジン

vol.35

共立の卒業生にインタビュー!

働き女子のホントのキモチ

「憧れの客室乗務員に転職。多くの笑顔を引き出せる、やりがいある仕事です」

2019.10.01

ジェットスター・ジャパン株式会社

泉 里佳(いずみ・りか)さん

客室乗務員。国際学部・2015年度卒業

短大からの編入を経て共立女子大学に入学した泉さん。卒業後、証券会社に入社するも、高校生から持ち続けた客室乗務員の夢を叶えるべく転職活動をスタート。憧れの制服に身を包み、飛行機を舞台に働くまでの軌跡を辿りました。

大学とアルバイトで異文化を学び、海外営業の仕事に

高校3年生の頃、初めて乗る飛行機に緊張していた泉さん。そんな時にやさしく微笑んでくれた客室乗務員を見て、憧れを抱いたそう。短大から共立女子大学に編入したのも、客室乗務員になるため、異文化をもっと勉強したいという思いからでした。
 
「短大1年生の冬から共立女子大学を卒業するまで羽田空港でアルバイトをしていました。ある日、アメリカ人のご家族をお出迎えする仕事があって、20歳くらいの女性とそのお祖父様が到着された時のことです。私は荷物を持つならお年寄りからという認識があって、お祖父様に声をかけたのですが、『女性の荷物を持ってほしい』と言われました。考えればわかりますが、欧米ではレディファーストが基本。その時にもっと世界の文化や習慣について理解を深めたいと思いました」
 
3年次から共立女子大学に編入してからは日米コミュニケーションのゼミに参加しつつ、就職活動にも注力。人とかかわることが好きだった泉さんはエアラインやホテル、ブライダル業界のサービス業を中心に就職活動を進めます。
 
「共立女子大学にはエアラインに関する課外講座があって、情報共有できる機会がありました。そこで20人くらいのメンバーと一緒に自己分析のやり方やエアライン業界について学びました。面接練習では客観的な意見も聞けて勉強になりました。残念ながらエアラインへの就職はかないませんでしたが、証券会社の海外法人部門の内定を獲得。勉強してきたことが活かせる仕事に就くことができました」

▲「3年次からの単位取得に就職活動に、忙しい学生生活でしたが、先生や就職進路課の方に温かくサポートいただきました」と泉さん

入社後の仕事にギャップを感じ、客室乗務員の転職活動をスタート

新卒で入社した証券会社では当初こそシカゴへ出張に行くなど、順調なスタートを切った泉さん。しかし、入社後しばらくして総務や秘書業務が中心になっていったそう。
 
「私はパソコンと向き合うよりも人と接することでやりがいを覚えるタイプです。客室乗務員になりたい、という夢も諦めきれず、入社1年足らずで転職を考えるように。日中は証券会社で仕事をして、仕事が終わってからはエアラインのサイトで募集情報を収集し、応募をしました」
 
泉さんは日系や外資、LCCに関わらず、全ての航空会社の客室乗務員の採用試験にチャレンジ。募集があれば、随時応募していたそう。どんな対策をしていたのでしょうか?
 
「TOEICの点数アップと英会話の試験対策で英語塾に通ったり、苦手な水泳上達のためにプールにも通っていました。また、色んな国籍の方と交流できるようパーティーに積極的に参加して様々な価値観にふれるようにしていました。そこで、出会った現役CAの方の気配り・心配りに感動してモチベーションを保つことにも繋がりました」
 
とはいえ、試験本番では英語の討論でうまく答えられなかったり、水泳で苦手な泳法が指定されたりと苦戦が続くことも。そんなときにサポートしてくれたのが周りの人々だったと言います。
 
「家族や友人にも元気付けてもらいましたが、実は共立女子大学の就職進路課の方にも引き続きアドバイスをいただいていました。四季報の見方といった会社の調べ方や仕事への向き合い方など、人生に関わる大切なことまで。学生のサポートだけでなく卒業生の私にまでアドバイスをいただけたのが本当に励みになりました」
 
泉さんは全部で7社を受験し、晴れて2社から内定を獲得。今から3年前、ジェットスター・ジャパンに入社することが決まりました。

“一便入魂”で、素晴らしい飛行機体験をアシスト

ジェットスター・ジャパンの客室乗務員になった後は、国内線と国際線の両方に乗務。忙しくも充実した日々を送っています。LCCの客室乗務員は、通常の航空会社と違って、どのような役割が求められるのでしょうか?
 
「LCCは初めて飛行機に乗る若いお客様も多くいらっしゃいます。初めての飛行機体験がより素晴らしい思い出になれるよう、疲れていても一便入魂を心がけていますね。また、のせられる物資に限りがあるので、機転を利かせるのも客室乗務員の役目。例えば、赤ちゃん用のおもちゃはのせていないので、紙コップやシールなどを使用してガラガラを作ることもあります。それから機内の掃除も客室乗務員の仕事。限られた駐機時間で機内清掃を速やかに済ませられるよう準備しています」
 
客室乗務員といえば、乗務員同士のチームワークも大切。泉さんが心がけているのは、笑顔での挨拶だそう。
 
「乗務員はフライトごとにメンバーが変わります。初対面ということも珍しくありませんし、後輩もいます。第一印象が悪いと話しかけにくく、連携に支障がでる恐れもあります。笑顔での挨拶は第一印象でお互い安心するための基本。後輩には報告をすみやかにしてほしいですし、私もまだまだ助けていただくこともあります。気持ちよく仕事をすることがお客様の快適なフライトにつながるという思いもあります」
 
自分の手で夢をつかみとり、笑顔を武器にタフに働く泉さん。同じように客室乗務員の夢を追いかける後輩へのアドバイスがありました。
 
「客室乗務員は、自分が頑張れば多くの“ありがとう”をもらえる素晴らしい仕事です。学生のうちは、失敗しても許されるのが特権。視野を広げていろいろなことに挑戦してほしいと思います。客室乗務員の就職活動は、思い通りにいかないこともあるはず。そこでめげずに。小さなところから自分と向き合ってみてください。その努力は必ず報われると思います」
 
就職活動で一度は客室乗務員を断念したものの、再びの挑戦で夢を天職にした泉さん。うまくいかないときは多くの自問自答を繰り返してきたのでしょう。しかし、それを続けてきたからこそ自分の殻と狭き門を突破することができました。めげない気持ちと行動が夢を拓くことを伝えてくれました。

▲ジェットスターが飛び立つ成田空港第3ターミナルは、第2ターミナルから約500メートルの距離。「運動不足解消のために歩いています!」

働き女子のリアルを斬る、一問一答!

働き女子のお仕事以外の顔が見てみたい! そこで、ちょっとミーハーな質問から、秘密のプライベートをのぞいちゃいます♪

Q1.習い事はしていますか? していれば何を習っていますか? A1.フィリピンの方とオンライン英会話をしています。
Q2.趣味やはまっていること、マイブームは? A2.神社仏閣巡り。一番のお気に入りは空港からも近い成田山新勝寺です。
Q3.よく使う、スマホアプリは? A3.「Facebook」「LINE」
Q4.今行きたい海外は? また、その理由は? A4.ドバイ。きらびやかな街を見てみたい!
Q5.好きなタイプの異性は? A5.優しくて誠実な人。
Q6.休日の主な過ごし方は? A6.ネイルやマツエク、ヘアサロンでトリートメント。自分のメンテナンスをしています。
Q7.1ヶ月お休みがもらえたら何をしたい? A7.留学をしてみたい。NYが憧れです。
Q8.憧れている女性は? A8.柔軟性があって、周りのことを考えられる母です。
Q9.好きな映画は? A9.『プラダを着た悪魔』。
Q10.社会人になって一番変わったことは? A10.がんばる自分を認められるようになりました。
Q11.スキンケアやメイクのポイントは? A11.保湿。乾燥したらスプレー&ベビーオイル!
Q12.最近、一番うれしかった出来事は何ですか? A12.青森に住む祖父母に会えたこと。元気で安心しました。
Q13.共立女子大で、一番思い出に残っていることは? A13.ゼミ合宿。卒論の仮発表に向けて眠さと闘いながら仕上げたのが忘れられません。
Q14.共立女子大・短期大学の一番の自慢を教えてください。 A14.先生も就職進路課の方も親身になってくれるところ。温かい環境に恵まれた2年間に感謝しています。

おすすめ連載

一覧を見る