130th ANNIV. SPECIAL WEB MAGAZINE Advance! キャリア形成と自立志向を「ジブンゴト化」するウェブマガジン

vol.1

先輩たちはどんな就活してた?

内定者は語る! みんなの就活白書

【商社内定】周囲に圧倒されず、自分のペースを維持して乗り切りました

2018.11.02

国際学部/2018年度卒業予定

髙坂舞(たかさか・まい)さん

髙坂さん「グループディスカッションや集団面接の時は、周囲の人に流されないことが大事。自分らしく臨めた時だけ、良い返事がもらえた気がします」

家庭環境から志望した金融業界と、憧れだった商社・航空業界の3業界に絞って就職活動をした髙坂さん。インターンシップもOG訪問も、個人で行動したアクティブ派です。綿密な情報整理を“自信”に変化させ、商社、金融5社から内定を獲得しました。

就活データ

志望業界:金融、商社、航空/インターンシップ参加:3社(銀行、航空)/説明会参加:40~50社/OG訪問:3人(金融、商社、航空)/エントリーシート提出:19社/面接:13社/内定:5社

Q.志望業界や業種は、どのように決めましたか?

A.圏外だと思っていた業界にも挑戦。人との出会いで、視野が広がりました。

髙坂さん アナウンサーやキャビンアテンダントなど、“表舞台は華やかで、裏は大変”という世界に憧れがあり、高校生の時から航空業界には挑戦しようと決めていました。商社は、単純にかっこいいな、と(笑)。でも、あんなキラキラした世界はわたしに無理だと、諦めていたんです。それが、就活中に出会ったアドバイザーの方から「君は商社に向いているよ」と言われ、目指すきっかけに。人との出会いで、志望業界の視野が広がりました。金融を目指したのは、父も兄も、結婚前の母も金融業界で働いているので、自然な流れで志望しました。

髙坂さんの就活スケジュール

Q.OG訪問では、どんなことを質問しましたか?

A.会社説明会やインターンシップでは聞けない、率直な内情を聞きました。

髙坂さん わたしは自分で何でもやりたいタイプなので、“希望する仕事をやらせてくれる社風か”というポイントは、必ず質問をしました。また、航空業界の就活は少し異質なので、グランドスタッフをしているOGへ、就活の時にどんな活動をしていたか、エアラインスクールに通ったかなど、活動方法について具体的に伺いました。それから…、「激務ですか?」など、ぶっちゃけの質問も(笑)。会社説明会やインターンシップでは聞けない、オープンなお話が聞けたので、OG訪問はやってよかったと思います。

Q.エントリーシートの攻略法があれば、教えてください。

A.企業の経営理念と自分の価値感がマッチングした点を重視しました。

髙坂さん 志望動機として強調したのは、企業の経営理念やポリシーと、自分の価値感とのマッチングポイントです。そこが合っていないと、面接に進んだ時に「本当にうちに来たいの?」と突っ込まれてしまうので…。そのために、企業のパンフレットやホームページは、隅々までチェック。企業研究はしっかりやっていたと思います。もちろん、業界全体を知ることも大事なので、就職進路課にある「業界地図」や「就職四季報」などの書籍で研究もしました。

Q.面接の心構えやどんな準備をしたのかを教えてください。

A.自分が提出した履歴書を読み返して、事細かく説明できるようにしました。

髙坂さん 前日は、会社説明会の内容をまとめた自作の資料や、企業のホームページを読み返しました。また、自分が提出した履歴書にも、必ず目を通しました。自分の履歴書ですが、時間が経つと詳細は忘れてしまうので…。履歴書に記載した内容について、どんな風に突っ込まれても回答できるように、細心の準備をしました。心情的には、周りの人に圧倒されず、“自分は自分だ”と思うように心がけました。周りの人は“じゃがいも”! そんな気持ちで、自分のペースを崩さなければ、面接を乗り切れるような気がします。

Q.就活中に落ち込んだ時の対処法を教えてください。

A.大学外の友人に話を聞いてもらいました。

髙坂さん 航空業界からいい返事がもらえなかった時は、かなり落ち込みました。気持ちを切り替えられなかったので、大学外の友人に話を聞いてもらいました。友人は、「くよくよしていても、時間の無駄じゃない?」と、一言。その一言に、救われた気がします。行きたい企業の面接がまだ残っているし、前向きになろうと、翌日にはすっかり立ち直れました。同じ就活中の大学の友達には、なかなか相談できません。大学外にいい友人がいて、本当にラッキーだと思います。

Q. 内定企業に決めた理由を教えてください。

A. OGの率直な話のおかげで、自分にあっている企業だと確信できたからです。

髙坂さん 事務職として社歴を積むと、希望すれば総合職にも移行できる「エリア総合職」で内定をいただきました。社会人になって自分の価値観が変わった時、働き方の選択肢が広いことに魅力を感じました。また、OGから企業に関する率直な話が聞けたおかげで、内定企業が自分に合っていると確信できたことも決め手になったと思います。ちなみに、OGもわたしと同じ、中学・高校・大学を共立女子で過ごし、さらに、偶然、バイト先も同じという不思議な縁でした。今振り返ると、出会った人に鼓舞されながら目的地に辿り着けたような、そんな就活だったように感じています。

▲会社説明会の内容や、面接で聞かれたことをまとめた資料を常に携帯。情報をまめに更新できるように、バインダー式のファイルを活用したのだそう。無印良品の「携帯用 衣類クリーナー」(写真右)は、スーツについたホコリを取るのに便利

知りたいのはこれ、これ!! 就活“あるある”一問一答!

Q1.就活で役立ったスマホアプリは? A1.ゲームアプリ。面接前の緊張をほぐしたい時に利用しました
Q2.証明写真はどこで撮った? A2. 「TAKUMI JUN Make-up Salon 南青山店」
Q3.リクルートスーツはどこで買った? A3.「P.S.FA(パーフェクトスーツファクトリー)」
Q4.パンプスはどこで買った? A4.地元の百貨店。2、3足ほど用意しました
Q5.就活用バッグはどんなものを活用した? A5.「ORIHICA」の就活用バッグ
Q6.体調管理で気を付けたことは? A6.面接が午後の時は昼食を控えて、眠気対策をしました
Q7.所属サークルは? A7.「共立祭運営委員会」の委員長をしています!

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