Vol.20 上西綾香 39回生
1.今の自分について
私は現在、日本航空の客室乗務員として国内線に乗務しています。短い飛行時間の中でもお客さまに「JALに乗ってよかった」と思っていただけるよう、乗務員が一つのチームとなってお客さまをお迎えしております。
入社後間もない頃は自分の業務に精一杯でしたが、経験豊富な先輩方や後輩達に刺激を受け、あっという間に1年が経っていました。まだまだ未経験のこともありますが、機内という限られた空間の中で一生懸命にお客さまと向き合い、仕事をする中でお客さまに喜んでいただけた時の嬉しさは、客室乗務員という仕事ならではだと日々感じます。
また、お客さまの命を守るという保安要員としての責任も必要です。お客さまが飛行機にお乗りになる前に、機内の安全確認も欠かせません。そしてお客さまに安心してお乗りいただけるよう、立ち居振る舞いや笑顔を日々心掛けております。
2020年の東京五輪では海外から多くのお客さまが日本にいらっしゃいます。初めて利用される方が「またJALを利用したい」と思っていただけるよう、日々精進します。


2.共立二中高の思い出
共立女子第二の良さは、豊かな自然の中で自分のやってみたいことに思い切りチャレンジできるところです。
私は、中学時代はゴルフ部、高校時代はバトントワリング部に所属していました。
ゴルフは祖父の影響で、幼い頃より身近なスポーツではありましたが、中学入学後、部活として取り組むことができると知り、始めました。打ちっ放しの練習場やアプローチ、パターの練習を本格的に取り組めるなど、恵まれた環境があり、郊外にある学校ならではだと思います。私が入部した頃は、週に一回コーチによる練習日があり、少しでも遠くに、まっすぐ飛ばすための体力作りなどを学びました。ゴルフは職後も息抜きとしてコースを回ったり、打ちっ放しの練習場に通うなど続けています。
また、高校時代はバトントワリング部に入部し、副部長を務めました。私を含め、ほとんどの部員が初心者でしたが、曲決めから振り付けまでをすべて自分たちで考え、練習しました。そして、17人がひとつのチームとなり大会やイベントに出場するため、朝練習を毎日行っていました。自然を感じる澄んだ空気と朝日を浴びながら中庭や正面玄関前で行う朝練習の光景は今でも思い出に残っています。
3.受験生へのメッセージ
共立女子第二で出会った仲間は一生の宝物です!辛い就職活動中も励まし合い、笑い合い、乗り越えてきました。そして、友人たちと会う度に、体育祭や文化祭での思い出話は尽きることがないほど、皆、母校が大好きです。受験生の皆さんが「一生の仲間」と出会えるよう、心から願っております。
4.学校の良さを一言で表現すると…
どんなチャレンジでも背中を押してくれる仲間や先生方がいらっしゃるところです。
5.プロフィール
2011年3月 共立女子第二高等学校 卒業
2011年4月 共立女子大学文芸学部英語英米文学コース 入学
2015年3月 共立女子大学文芸学部英語英米文学コース 卒業
2015年4月 日本航空株式会社 客室乗務職 入社