2023南三陸町一日レストランデジタルブック
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2019年本学は宮城県南三陸町と連携協力に関する協定を締結しました。南三陸町は東が太平洋に面し、3方を標高300~500mの山囲まれており、森林が町土の70%を占めているというような、豊かな自然を有しています。こういった気候風土から、南三陸町は様々な海産物や農産物の特産品があります。今回のプロジェクトで使用したタコも特産品のうちの1つです。南三陸町の沖合は暖かい海流と冷たい海流がどちらも存在するため、日本で唯一マダコとミズダコの2種類のタコがとれます。南三陸町志津川中学校では、地域の食資源であるタコを活用した課題解決型学習として、本学との連携授業を行いました。本年度は、産業・食資源・食文化を学び、志津川のタコの魅力を広めることを目的として、中学生とともにタコの使ったレシピを考案し、タコづくし弁当を作成、「1日レストラン」を開催することとなりました。この連携授業は本年度で4年目となりますが、タコを使用するのは本年度が初めてとなります。この取り組みで私達は、志津川中学1年生と共に食の大切さやタコについて学び、中学生が考案したメニューに助言し、レシピを完成させました。当日は「1日レストラン」の指導、サポートを行いました。 こちらのレシピ集は、2023年度志津川中学校1年生と私達が、実際にこの取り組みで完成させたレシピです。こちらのレシピ集を活用していただき、タコの魅力を知っていただければ幸いです。共立女子大学 家政学部 食物栄養学科 調理学研究室 食物学専攻 4 年 19D546 櫻井淡月 20D511加藤未来 20D519 齋藤愛海 20D555内堀綺香 はじめに

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