2022南三陸町FW活動報告書
4/36

 2022年度教養教育科目「自己開発」:南三陸町フィールドワークの活動報告書をお届けします。  本プログラムは、2020年度より開始され、課題解決型(PBL)社会連携プログラムの一つに位置づけられています。東日本大震災で未曾有の大災害を被った南三陸町を実際に訪れ、大震災から10年余が経過した南三陸町の現在を“学生自身の感覚”で受け止め、咀嚼した上で、課題を発見し、課題解決に向けた提案をすることが活動の骨子となります。  2020年度は、コロナ禍によりプログラム自体を中止せざるを得ませんでした。2021年度は、12名のメンバーでスタートしましたが、現地訪問直前に緊急事態宣言が発出され、南三陸町を訪れることはできませんでした。今年こそはと意気込んで望んだ本年度も南三陸町を訪れることができませんでした。  しかしながら、両年とも佐藤町長、浅野氏をはじめとする現地スタッフの方々の並々ならぬ熱意で企画されたオンラインツアーを通じて、学生達はそれぞれ強く得るものがありました。本年度のフィールドワークは、各学部・科から1,2年生を中心に9名のメンバーで構成しました。入学してまもない1年生が2年生と協働し“変容”していく姿を傍観していることは、ハラハラしながらも楽しいものがありました。この“変容”をサポートメンバーとして参加してもらった学生が適確に表現しています。          独走 → チームワーク これにつきると思います。共立リーダーシップを具現化するためのキーワードとも思います。その過程は、本ページの最後に記載したアンケート結果、レポートにも現れています。数値では表すことができない“変容”の過程が読み取れると思います。是非ともともご一読下さい。 最後に、佐藤 仁町長をはじめとする南三陸町の方々に改めて感謝申しあげます。04 | 2022年度南三陸町フィールドワーク報告書副学⻑ 村上 昌弘南三陸町フィールドワーク 報告書へ寄せて

元のページ  ../index.html#4

このブックを見る