2022南三陸町FW活動報告書
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 社会にでると多様なバックグラウンド、価値観を持った人たちとプロジェクトベースで仕事をすることが求められます。また仕事を進めるうちに複雑かつ正解がない問題が起こることもしばしばあります。これからの社会では、ただ知識量を増やすだけでなく、持っている知識を活かして主体的に問題を解決し、新しいアイデアを生み出す能力へのニーズがますます高まると予想されます。しかし、この感覚は座学だけでは身につけることができません。社会連携センターでは、大学教育の中で地域や産業界と連携し、地域社会課題に目を向け体験をすることで発見し、学ぶ、課題解決(Project Based Learning:PBL)型社会連携プログラムとして「南三陸町フィールドワーク」を展開しました。PBLでは、チームで協調し、対話を重ねながらアイデアを創る、その過程で新たな不明点や疑問点が生まれ、問いを自ら見つけ、解決していくことが必要です。2021年度に始まった「南三陸町フィールドワーク」は、そのメンバーが2022年度にはサポート学生にもなり、2年目の「南三陸町フィールドワーク」展開に繋がりました。 プログラム準備から始まり、「南三陸町フィールドワーク」でお世話になった方々へ、感謝の気持ちを申し上げます。 お忙しい時間を割いて学生達の質問に答えてくださった佐藤仁町長、南三陸町役場の皆様、南三陸町の“今”をリアルタイムで紹介してくださった佐藤慶治様、浅野拓也様、南三陸杉、良い山、悪い山、林業の現状について説明してくださった佐藤太一様、南三陸杉の未利用材を使ってスプーン、フォーク作りのワークショップを指導してくださった大森ご夫妻、農園経営の夢を語っていただき、南三陸の農園から思いを伝えてくださった阿部博之様、大沼ほのか様、優しく南三陸の海を紙芝居で紹介していただき、南三陸のワカメを使ったふりかけの作り方を教えていただいた阿部民子様をはじめとして、急遽オンラインツアーに変更したにも関わらず対応してくださった多くの方に感謝申し上げます。ありがとうございました。敬具共立女子大学・共立女子短期大学 2022年度 教養教育科目「自己開発」PBL社会連携プログラム南三陸町フィールドワーク 活動報告書南三陸町フィールドワーク参加学生 9名南三陸町フィールドワークサポート学生(2021年度FW参加学生) 1名南三陸町フィールドワーク担当   副学長 村上昌弘                 社会連携センター 大石裕理子発行 共立女子大学・共立女子短期大学 社会連携センター   〒101-0003 東京都千代田区一ツ橋2-6-1 TEL 03-3237-19942023年2月7日発行2021年度 南三陸町フィールドワーク活動報告書(デジタルブック)36| 2022年度南三陸町フィールドワーク報告書謝辞

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