2022南三陸町FW活動報告書
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私がこのフィールドワークに参加したきっかけは地方創生の一端に触れてみたいという思いからだった。グループ活動を通して何か得るよりも個人的な成長や新たな発見ができれば、という気持ちの方が強かった。しかし、学年や学部が違う仲間と活動してすることで自分では気づかなかった視点に立ったりアイデアを得られた。これは普段の授業からは得られない経験だった。また、グループワーク終了後に都度他班からフィードバックをもらうことで質の向上に繋がったのみならず、逆に自分が批評することで自分達の班に還元できるものが生まれた。 直前でオンラインでのフィールドワークへと移行し、南三陸町に行けなかったのは残念だった。近いうちに是非訪れ、自分達が発見した魅力を肌で感じたいと思う。フィールドワークの魅力は探究心の向上であることに気がついた。文献からではわからないことがたくさんあることを身をもって実感した。いわゆるリーダーシップを伴う主体性を身につけられたのはもちろんだが、疑問を突き詰め、新たな案を考えるといった積極的な学びの姿勢に対しての主体性が1番伸びしろを感じた。冒頭に述べたとおり、些細な思いから参加を決めたわけだが、ここまで自分に影響を与えるとは思わなかった。今後の目標を大いに広げてくれたフィールドワーク、南三陸町の方々、メンバーに感謝している。ありがとうございました。(国際学部 2年) 今回の活動を通して、自分が今までいかに準備不足で物事に取り組んできたのかを痛感した。佐藤町長との懇談や、フィールドワークの前に自分で色々と調べるなどしてから望んだのだが、言われた物事の背景など想像できる範囲が広がったことを感じた。自分から主体的に貪欲に物事に取り組むことで、学べる内容も理解できる内容も広がりとても楽しむことができると学んだので、今後の自身の活動でも、まず自分がそのことに対して深く予習をし、その上で外からのインプットをとりいれるように行動していきたいと思う。グループワークでは、自分と班のメンバーが考えている意見が異なっており、擦り合わせることが難しい時もあった。しかし、みんなが真剣に南三陸町を活性化させたいと思う中で行うグループワークはとても楽しく、本当にこの案が現実になったらいいなと思いながら活動していた。 南三陸町の方々は本当にとても温かく、海、山、里、ひとが魅力というのはこういうことなのか、ととても納得した。また、震災を経験し、その中で前向きに取り組まれてきたということが画面越しでも伝わり、勇気をもらった。直接お会いできていたらどんなによかっただろう、と悔しい気持ちもあるが、リアルタイムで、五感を最大限使ったツアーは楽しく学びになることが多かった。また、私が南三陸町フィールドワークに申し込んだ理由として、建築とまちに対して学びたいと思うのと同時に、まだ将来について曖昧だったので、自分の経験となって、何か興味のあることが見つかればいいな、という気持ちも抱いていた。結果、自分がワクワクできるような分野が少し見つかり、これからの大学生活でもっとそれに対して理解を深めたいと思っている。 関わってくださった方に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。 (家政学部 建築・デザイン学科 建築コース 2年) 南三陸町フィールドワークに参加して、まず南三陸町が魅力的すぎる街であることがようわかりました。そのため、この南三陸町を知ってもらえる方法を手に入れられさえすれば、すぐにでも人が来てくれるのではないのかと思い、ツアーを作ることに力が入りました。今回作ったツアーを地元の方とさらにバージョンアップさせて良いものにして世の中に出したいと思いました。 南三陸町フィールドワークの全体を通して思ったことはツアーなどを、作ることは思っているよりも何倍も難しいと思いました。今までに無いものを考えるためには少し夢のようなものを出す必要があるが、実現していくには「夢のようなもの」では実現することが難しいと思います。だからこそその間を埋めることが大変ということがわかりました。 看護学部では体験することが難しいことを学ぶことができました。学部が全く関係ないからこそ新鮮でとても楽しかったです。(看護学部 1年)

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