2022南三陸町FW活動報告書
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中で生まれたアイディアを突き詰め、それを実現するためには何が課題であるのか、何を改善せれば人が集まる場を作れるのかを、現状と照らし合わせながら自分達らしい企画をしており、グループワークのなかで意図せずに主体性や課題解決力を身につけているなと、一歩引いた立場から見て感じました。 グループワークと発表、グループ内の振り返り、グループ同士のフィードバックを繰り返し練り上げながら進めていたため、苦楽を共にするではありませんが、それぞれのチームで壁を乗り越える経験がチームワークへと繋がっていたと感じました。 そして、このグループワークにおいて、面白いなと思った点があります。それはチームによりグループ活動の仕方に特徴がある点です。 前回は私自身もグループのうちの1人で気づかなかったのですが、グループ間を行き来すると、構成の仕方や話し合いの仕方、雰囲気などが全く異なりとても面白いのです。その違いは提案にも反映されているため、みなさんにも感じ取っていただけていたらと思います。 このフィールドワークを通して、自分とは縁遠い南三陸町から身近な南三陸町へと変化していったのではないかと思います。そのくらいとても貴重な体験ができていたと思います。 昨年度、自分自身が南三陸町フィールドワーク参加へ申込をしたこと、そこで出会ったメンバーとの縁、見守ってくださった社会連携センターの先生のアドバイス、出会った南三陸町の皆様の姿、サポート学生として2022年度 南三陸町フィールドワーク参加の皆さんの成長を見届けることができたこと、これら、すべて自分と多くの方との関りの中で育まれた成長にもなりました。多くのご縁に感謝します。ありがとうございました。 最後になりますが、オンラインツアーと企画立案を通して南三陸町を理解するうちに、メンバー全員が南三陸町に心惹かれていく心の変化が見られました。オンラインツアー最終日では、初めはあまり聞かなかった「南三陸町に行きたかったです」という声をたくさん聴きました。

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